メーンフレームの頃のCRUDシステムはこう作ってた。
一覧のスクロールは望めないので、基本はキーダイレクトで参照。
じゃぁキーはどうやって知るの?って話。普通に業務システムの中にキーは登場する。
従業員は自分の従業員番号を知ってる。
氏名しか分からないときには「カナ氏名順従業員一覧」が別途印刷されているからそれをみればいい。
並び順さえ決まっていれば、印刷物ってそんなにサーチに負荷がかかるものではない。
選挙に投票に言ったときにも選挙の券をだすと何かしらの帳票を参照されている。コンピュータを使った検索に比べて遅いかっていうとそんなこともない。もちろんエクセルやスプレッドシートでも十分可能。
また入力時にもすべてを新規入力することなどありえなくて、何かしらののデータを複製する形でスタートする。だからといってテンプレート機能みたいな専用の機能など必要なくて以下のような機能の画面を作る。
- 編集画面で更新キーを押すと以下の動作をする
- キーがNULLの時にはcreate
- キーが入ってるとupdate
- 編集画面で複製キーを押すと以下の動作をする
- キーがNULLの状態になる
- キー以外のカラムを編集して更新キーを押すことでcreateできる
CRUDにはDuplicateが存在しないんだけど、キーをNULLにするだけで複製っぽい動きができる。
普段ファイルを作成するときには、複製→一部修正という作業を多用してるにも関わらず、CRUDの画面設計をする際には複製をおろそかにしがちなので、それくらい大した機能要らないんだからやりゃぁいいのにねって思ってる。