結論
Windows上でURLを指定して規定のブラウザで開くときには、昔の方法では
start https://www.yahoo.co.jp/
と書いていましたが、
explorer.exe https://www.yahoo.co.jp/
と書くのが今風です。
理由
startコマンドはWSLからは呼び出せませんが、explorer.exeはWSLからも呼び出せます(当然PowerShellからも呼べますのでstartコマンドのことは忘れてもいいくらいです)。
背景
WSL2にはUbuntu上のGUIで動くChromeもインストールは可能ではあるので、Linux上に入れたChromeを「google-chrome https://www.yahoo.co.jp/ 」で開くことも可能ですが、さすがにフォントがガビガビしていて、WSL2上のchromeを使うという人はいないでしょう。
そうなると、「WSL2からWindows上のGUIアプリを呼び出す」必要があり、explorer.exe経由でWindows側でのデフォルトブラウザを開いています。
応用編
WSL上(正確にはWSLに接続したWindowsターミナル」から以下のコマンドを開くことで、今いるフォルダをWindows側のフォルダとして開くこともできます。
explorer.exe .
Ubuntu上で作ったファイルをSlackにえい!とドラッグ&ドロップで添付したいときなどは、上記のコマンドはよく使いますね。