根強いエクセルドキュメント
- 整理されたビジネス情報の大半は表(テーブルデータ)である
- 実はマシンリーダブルな表はMarkdownではなくExcel(セル結合してないやつ)
- .mdをダブルクリックして開くPCに比べて.xslxをダブルクリックして開くPCは格段に多い
- あとプレーンテキストに比べてファイルサイズが小さいという地味なメリットも有る
エクセルドキュメントの表現上の強み
- 位置が自在なので左右を広く使える(左にスクショで右に表とか)
- 印刷時に1ページに収めることができる
- セルの中の文字全体が収まるように自動縮小することもできる
- コピペの形式にベクトル形式の画像形式を選べる
印刷など要らないという人もいるかもしれないが、どのドキュメンテーションツールも「ツールを持たない人の為のエクスポート形式」は必要。2025年現在のスタンダードはPDF。そして「どんなものでも一つのPDFに収めるためのツール」としてエクセルは優秀。
またベクトル形式の画像形式については、「図としてペースト」というよくできた機能がある。エクセルからパワポにコピペする際にベクトル形式で貼り付けることができる。ベクトル形式だから画像がガビガビにならない。イラレなどを使わずにそしてイラレよりも簡単に「ベクトル形式の表やグラフやオートシェイプを作れるツール」としてエクセルは優秀。エクセルはお絵描きツールじゃない!といくら言われてもイラレ以上に優秀なベクトル形式画像作成ツールなのだ。
スプシはエクセルの代わりにはなる?
エクセルが優秀なのはわかった。じゃぁオルタナティブなオフィススィートとしてのGoogleスプレッドシートはどうなんだ。
以下2つができない
- セルに対して「縮小して全体を表示」
- メタデータとしてスライドにペースト
ということで、ヒューマンリーダブルじゃぁない。頑張ってスプシ+Googleスライドで資料を作るけど、スプシからもっていく素材がいつもビットマップ形式なのが恥ずかしい。Officeしか使ってない人からすると「え?図としてペーストしらない?ひょっとして常にスクリーンショットで素材をやり取りしてる?」と思われてる。
ヒューマンリーダブルこそ意識しようぜ
- Webで「ファーストビュー」を大事にするように、ドキュメントも1枚に収める、1画面に収めるを意識する場面はあるぜ
- 溢れたらスクロールじゃなくてスクロールさせない努力もあるんだぜ
- 意思決定する人は一瞬で判断するぜ。画面に見えない情報はこの世に存在しないものと同じだぜ