調査結果
GooglidSlidesとPowerPointの相互運用をするには、Noto Sans JPを使うしかない。
GoogleSlidesのクセ
- メイリオとか一見つかえるように見えるが、Mac環境では使えない
- Mac環境のローカルにメイリオを入れるとGoogleSlides環境ではWindowsでもMacでもメイリオは使える
- ただしクライアント側で使えてもGoogleSlidesのサーバ側ではメイリオは存在しないのでPDF出力の際にはフォントが化ける
- GoogleSlidesのフォント化けはArialという欧文フォントに置換されるので、日本語フォントは何も設定してないのと同じで表示環境によってバラバラという最悪の置換
- 置換した結果1行に収まらないこともあるので、大事な情報が溢れてしまうこともありえる
- Mac,WindowsのローカルにもGoogleSlideのサーバー側にもデフォルトで入っていて、なおかつ相互に互換性をもつフォントを探すと以外になくて、実験してみるとNoto Sans JPしか残らない
- Noto Sans JPは悪くはないんだけど、アジアグローバルなフォントなのでやや「中華フォント感」は残る
- Mac、Windowsを超えて使えるユニバーサルなフォントで言えばBIZ UDシリーズがいいんだけど、GoogleSlidesはBIZ UDが使えるにも関わらず、PowerPointをGoogleSliesで開いたときにはBIZUDフォントを殺しにかかる
- 限りなくバグにみえる仕様だけど受け入れるしかない
結論：これも一つのビジネスチャンス
- 「他人様に渡してこその文書」という発想が抜け落ちてドキュメンテーションツールが作られてるので、これも一つのビジネスチャンス
- GoogleSlidesが使い物にならないからこそ、Office＋BOXみたいなソリューションが重宝されているのかも
- Canvaも使えるのかなと思ったけど、以下の制約でドキュメンテーションツールとしてはいまいち
- EMFが貼れない
- 文字を長体にできない
- 互換性を語る時に「同じフォントが使えるかどうか」という観点でテストしている例が少なすぎる。フォント置換で文字が溢れて見えなくなったらその時点でアウト。嘘情報を渡すくらいなら真っ白の方がまだまし