めぐろLT Advent Calendar 2023 24日目の記事です。
はじめに
こんにちは。@yug1224(Yuji Yamaguchi)です。
HRTech SaaSでプロジェクトマネジメントやピープルマネジメントを担当しています。
今回は2023年に読んだ書籍の中から、個人的に良かったと思ったものを10冊ご紹介します。
1on1系
1on1といえばやはりヤフーですかね。これまで1on1文化がある企業で働くことが多かったので、体験として知っていることも多かったですが、言語化された1on1のノウハウを再確認することができました。
1on1系の書籍ではシリコンバレー式の書籍も良かったです。ヤフーの1on1よりも具体的な型化の例が多く載っているので、より論理的で実践的な内容に感じました。
100のツボ系
- 図解 人材マネジメント 入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ
- 図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ
- 図解 目標管理入門 マネジメントの原理原則を使いこなしたい人のための「理論と実践」100のツボ
HRTech領域で働くようになってから知ったのですが、坪谷邦生さんの『「理論と実践」100のツボ』シリーズも良かったです。
図表を多用してわかりやすくまとめられているので、人材育成や組織開発をやろうとしている人にオススメです。
入門とありますが読み応えのある内容になっているので、自分はすぐ手に取れる場所に置いておき、逆引き辞典のように気になった箇所を読むという使い方をしています。
エンジニア特化系
専門職であるソフトウェアエンジニアは、他職能とは異なる価値観や考え方を持っていることが多いので、エンジニアに特化した内容を押さえるために読んでいました。
SNSでも話題になっていた書籍ですし、実際に読んでみて内容も共感する部分が多かったです。
しかし、これまでキャリアパスとしてあまり存在してこなかった「スタッフエンジニア」になりたいと思うエンジニアが急激に増えた時に、我々は適切な対応をとることができるのだろうかと考えさせられる内容でもあるなと思いました。
思考系
まだ読み終わってはいないのですが、話題の2冊も押さえておきたいと思っています。どちらもシリーズ化されていて、前作が良かったので期待している2冊です。
個人的に業務では「型化」「再現性」を意識することが多いので、ルールで人を動かすという考え方はその通りだなと感じました。
さらに、たとえば「サーバントリーダーシップ」のような支援や優しさだけでは人や組織を変えるのは難しいと感じることもあったので、「インテレクチュアルリーダーシップ」という考え方は個人的にはとても納得できるものでした。
最後に
いかがだったでしょうか。
普段業務ではエンジニアの人材育成や組織開発について考えることが多いので、ピープルマネジメント寄りの内容が多くなってしまいました。
同じような立場の方に参考にしてもらえたら嬉しいですし、他にも良い書籍があれば教えていただきたいです!
以上、2023年に読んで良かった書籍10選でした。
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