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HRBrainAdvent Calendar 2022

Day 15

時間を取り戻したい時に使えるGitテクニック

Last updated at Posted at 2022-12-14

HRBrain Advent Calendar 2022 カレンダー2の15日目の記事です。

はじめに

こんにちは。株式会社HRBrainでエンジニアリングマネージャーをしている山口です。

健康診断で少し体重が減っていたので、全盛期に戻りたいと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?

失った5kgはクリスマスと年末年始のデブ活で取り戻し、本記事では時間を取り戻したい時に使えるGitテクニックを紹介します。

image.png

Gitで使われる日時

普段何気なく使っているGit、そこで使われている日時は何種類あるかご存知ですか?

そう。Gitで使われる日時って2種類あんねん。

Author Date

git log -1.png

まずAuthor Date、これはcommitの著者であるauthorによるcommit日時です。

  • git logに表示される日時
  • 以下の方法で任意の日時を指定できる
    • GIT_AUTHOR_DATE=<date>の環境変数
    • git commit --date=<date>オプション

Committer Date

git log --pretty=fuller -1.png

次にCommitter Date、これはcommitを取り込んだ人を表すcommitterによるcommit日時です。

  • git log --pretty=fullerに表示される日時
  • 以下のコマンド実行時に変更される
    • git rebase / git commit --amend
  • 以下の方法で任意の日時を指定できる
    • GIT_COMMITTER_DATE=<date>の環境変数
    • git rebase --committer-date-is-author-date
      • Committer DateをAuthor Dateと同期するオプション

GitHubで使われる日時

github.com_YuG1224.png

GitHubのステータス画面に表示されている通称「草」は、Committer Dateが表示されています。

git rebaseで他者のcommitを取り込んだり、git commit --amendでcommitをやり直すとCommitter Dateが変更されるので表示場所が変わります。

もしかして?

git_commit.png

git commit時にGIT_AUTHOR_DATEGIT_COMMITTER_DATEを指定すれば日時を改竄できます。

もしかして、これを繰り返せば無限に草を生やせるのでは?🤔

DEMO

いってみよう!やってみよう!

ひたすらコミットし続けるプログラムをTypeScriptで書いてみました。実行はDenoで。

terminal.gif

イイ感じですね!

carbon.png

草ができるだけ自然になるように、指定した期間の30分毎にコミットするかどうかを判定しています。

パラメータで配分を変えることもできます。

まとめ

  • Gitで使われる日時は、Author DateCommitter Dateの2種類
  • GIT_AUTHOR_DATEGIT_COMMITTER_DATEで改竄できる
  • kusaを生やすときは、用法用量を守って、正しくお使いください

HRBrainでは引き続き仲間を募集しております。最新の募集状況などは下記からご確認ください。

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