iOSアプリ開発で自分がよく使うツールとサービスについてまとめてみました。
BaaS: Parse.com
ソーシャルな機能は持たせたいけどサーバ作るのだるい、そんなアプリ開発者の味方がBaaS(Backend as a Service)です。最近熱いですね。Kinvey, StackMobなども試してみましたが、機能的にも料金的にも一番おすすめなのがParse.comです。100万APIまで無料、100万〜1500万APIまで$199という価格設定です。サーバは書くのが嫌というよりデプロイがめんどいくさいんですよね。BaaSなら一瞬でアクティブになりますので捗ります。
リファレンス: Dash
高速にリファレンスを検索したい時、Dashが使えます。
iOS以外にもjQuery,Android,Rails等ひと通り揃っています。
リポジトリ: github
リポジトリは何でも言いっちゃ何でもいいんですが、githubはUIがかっこいい(重要)ので使ってます。個人開発だとブランチ切る必要もあんまりないんですね。Issueはチケット管理として使ってます。
クラッシュレポート: Crashlytics
Crashlyticsを使うと、コードに1行追加するだけで、クラッシュレポートがバンバン飛んでくるようになります。レポートにはスタックトレースが付いてくるのでわかる時はすぐ直せますね。現在はまだベータ中なので無料です。
AppStore分析: AppAnnie
AppAnnieはアプリのAppStore順位変動、ダウンロード数変動などを見るのに使っています。
最近ちょっとやらかして問題になっていますが、とてもシンプルでわかりやすいです。
同様のサービスにDistimoというのもあります。
多言語化: Linguan
多言語化は初回はいいけど、メンテが大変。ちょっと油断するとすぐ翻訳漏れが出てきてしまいます。Linguanを使えば翻訳漏れを一発で検出してくれます。文言の入力もすぐに言語ファイルに反映してくれます。自分の場合はアップデート申請する直前にLinguanでチェックしてまとめて英語化しています。
アクセス解析: Google Analytics
動線の最適化、無断な通信の検出、そして何より本当にユーザが使っているという実感を得るために、アクセス解析ツールは重要です。
Google AnalyticsはWebだけじゃなくてiOS/Android等のモバイルアプリにも対応しています。
自分の場合は基本的にビューコントローラーのviewWillAppearでPVカウント、通信リクエスト時にイベントカウントとして計測対象としています。
実機ファイラ: iExplorer
iExplorerを使うとUSB接続したiPhoneやiPadのフォルダ/ファイルをMacから操作できるようになります。
ローカルにファイルを保存するタイプのアプリでは実機のファイル構造を覗けるツールがあるととても捗ります。
またセキュリティ的に危ないファイルが見える状態になっていないか、情報漏洩のチェックツールとしても使えます。
メモリリーク検査: Istruments/Leaks
InstrumentsはXCodeインストールすると一緒に入ってくるプロファイラツールです。
いろいろ見れるんですが、メモリリークを教えてくれるLeaksが一番使えます。ただ検知されるとどうしても気になってしまいますが、実害がない場合も多いので対応はほどほどにした方が良さそうです。
あとLeaksでチェックする前にXCodeのAnalyzeを先にかけておきましょう。
まとめ
ざっと自分がiOSアプリ開発時に使っているツールを上げてみました。
どれもこれも、あるとないとでは大分捗りが変わってくると思います。
他にもこんなツールもあるぜって情報お待ちしています!