こんにちは!mofmofでエンジニアとか採用とかやっている者です。
採用なかなか難しくて困ったので、競合分析みたいなことをしてみました。
各社の訴求ポイントと技術スタックを知り、その上で自社は何が良いのかを考えたかった感じです。
情報を集めて整理する
よしなに求人情報を集めます。企業サイトの採用ページや、媒体に掲載されている求人票など。
情報はスプレッドシートに蓄積します。アウトプットはこんなイメージ。
手順
- 求人情報をコピーする
- 以下(1)のようなプロンプトをChatGPTに置いた上で求人情報をペーストする(項目は取得したいものを具体的に入力)
- 出てきた文字列をスプシにコピー
- カンマ区切りだと例えば技術スタックの区切りとごっちゃになってうまくいかないケースがあるので、セミコロン区切りで出力させるのがポイントでした
- 列に分割 → セミコロン区切りへ変更 はマクロ(2)にしたら良かったです
- クリップボードの取得はできないので、ペーストは自分でやる必要がある
これでスプシへの蓄積を進めました。わかる時間で数十件取れたので、まあ悪くない時間の使い方と思います。
ずっと同じチャットでやってると雑念が入るので、適宜新規チャットに切り替えると良いです。
手順補足
(1)プロンプト
以下の内容について、CSVとして扱うために
(項目A),(項目B),,,
をセミコロン区切りで文字列としてまとめてください。
(2)マクロ
めちゃくちゃシンプルなやつ
function myFunction() {
var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActive();
var range = spreadsheet.getActiveRange();
range.splitTextToColumns(SpreadsheetApp.TextToColumnsDelimiter.SEMICOLON);
}
分析する
技術スタックは、適当に整形してCOUNTIFすれば何の求人が多いかわかります。普通にTSが多かったです。次いでJava,Python。
蓄積した情報は目視で確認でも十分だったりしますが、情報量が多いのでAIを使っちゃうと手っ取り早いです。
次はGoogleのNotebook LMを使います。
https://notebooklm.google.com
- ChatGPTにスプシの内容を全て投げ、マークダウンで整理してください的な指示をします
- 出力された内容をNotebookLMにテキストでソースに追加します
- 特に加えたい情報がある場合はURLやPDFをソースに追加
- 今回は自社と他社の違いを機械的に出してみたかったので、自社のサービスURLと営業資料をソースに追加しました
- あとは適当に他社のサービスURLも追加
- 質問する
以上
やっぱりフォーマットが違うものを眺めて整理するというのは負荷が高いもの。AIに整理させるのは手っ取り早いですね。
そのあとは煮るなり焼くなり好きにできます。採用頑張るぞー。
なお目視での確認をせずAIへの質問だけで済ませるなら情報を集めて整理するの整理は飛ばしてもいいですね。
というわけで、よければユートラ繋がったり応募したりしてくれると嬉しいです!