AIを使用することの良し悪しに関する考察
皆さん、AIを使っていますか?
私は最近、ほとんどのコードをAIに書いてもらっています。
それが良いのか悪いのかについて、少し考察してみました。
結論から言うと、「分からない」というのが率直な意見です。
良かった点
1. 開発スピードの向上
AIの支援を受けるようになって最も良かったのは、開発スピードが大幅に上がったことです。
特にエラーの対処については、以前はドキュメントを読んだり、同様のエラーの事例を探して試したりと、とにかくトライアンドエラーが多かったのです。
それがAIに聞けば、大抵数分で解決することが多々あります!
作りたいものがすぐに作れるというのは、非常に素晴らしいことだと思います。
AI様々です。
2. コード理解の促進
コードの解説を聞けるので、理解が速くなりました。
サンプルコードならまだしも、他人のコードには癖があって読みにくかったりしますよね。
それもAIが代わりに解説してくれます。
分かりにくい箇所は何度でも聞けます。
24時間365日、いつでも懇切丁寧に教えてもらえるのは、どんな上司やプロジェクトリーダーよりありがたいと思っています。
3. 効率的なリファクタリング
リファクタリングも、自分がするより効率よく的確です。
自分がやると逆に動作が遅くなることもしばしばw
悪かった点
1. アルゴリズム思考の低下
まず、アルゴリズムを深く考えなくなりました。
私はPaizaの問題をよく解くのですが(Sクラスです)、最近はAクラスの問題でもかなり時間がかかりますし、間違えてしまいます。
何より「AIがあるからアルゴリズムができなくてもいいや!」という気持ちが出たり、考えるのが面倒に感じたりすることもしばしばあります。
これは個人的に非常によろしくない傾向だと思っています。
2. 思考停止の危険性
「AIを使うとバカになる!」
これは確かにそうなのかもしれません。
実際、バカになりそうな気がしてちょっと怖くなる時があります。
私のようなおじさん世代は放っておいてもバカになっていきそうなので、それを食い止めるよう努力が必要です。
一方で、発達途上の学生がAIを使うのは少し危険な感じもします。
どんなことでも考えずに「AIに聞けばいいじゃん」となると良くありません。
未来への展望
とはいえ、もっと先の未来では一人一人にパーソナルなAIが搭載されて、何でも人の代わりにやってくれるような世の中になるのかもしれません。
例えば、Google Mapがなかった時代は、みんな地図帳を持って出かけていました。
途中のスーパーやコンビニで地図を見て暗記して出かけるなんてこともありました。
今やスマホ一つで世界中どこへでも案内してくれます。
スマホなしに行きたい所へたどり着けるでしょうか?
私は正直自信がありません。
今はそれが当たり前の世の中です。
結論
これからの未来がどうなっていくか分かりませんが、当面は自分で考えて判断する力が必要だと思います。
その判断を行うには義務教育で習う事柄はやはり重要です。
そして、AIが超知能(ASI)になった時、私たちは"賢く怠ける"ことができるようになるかもしれません。
それまでは一生懸命頑張りましょう。