はじめに
NTTテクノクロスのかわちゃきです。こんにちは。普段は部署の人材育成やプロモーション活動、社内研修講師や社内の技術問い合わせの回答などをしています。先日主催した社内勉強会「AWSトラブルシュート大喜利」を紹介します。
この記事はNTTテクノクロスアドベントカレンダー2023 19日目の記事です。
AWSトラブルシュート大喜利とは
司会が出す"よくあるトラブル相談"のお題に対して、回答者は「あるある!」な"原因"を大喜利風に回答します。
よくあるざっくりとしたトラブル相談に、架空の後輩と背景を捏造しながら、想定した 原因 を大喜利風に回答してもらい 「追加でこういう情報があれば、スムーズにトラブル解析ができるよ」という先輩目線のコメントを回答者に解説 してもらいます。
回答者には2023 Japan AWS All Certifications Engineers に選出された @watany @ntttx-suzuki-kyohei @kzzzkr23 3名を迎えて開催しました、豪華。
実施の経緯
普段業務で技術問い合わせや、後輩から技術的なトラブルについて相談を受けることがあります。その中で相手の解決したい問題や現状を明確にするために、何往復もやりとりすることがあります。そんな問い合わせが少しでも減り、いち早く相手のトラブル解決にたどり着くためにはどうしたらいいか。どのような情報を問い合わせ窓口や先輩に伝えたら良いのか知ってもらいたい。相手にどう情報を伝えればいいか、自分で解決するためにどのようなポイントを確認すればよいかを、ゆるく・楽しく知ってもらう方法のひとつとして開催しました。(今回トラブルシュート大喜利のお題にしたAWSの技術的なお問い合わせに関するガイドラインも参考になります)
やってみた
お題「先輩!インスタンスにつながりません!」この原因は?
回答一例
「どこから,どこにあるインスタンスに,どういった手段で接続しようとして,どのようなログが出力されていますか?」
「どうやってインスタンスに接続しようとしてます?セッションマネージャー?SSH?Instance Connect?シリアルコンソール?」
「AWS Q for Reachability Analyzer(Preview)/Amazon Q Network troubleshootingを使ってみよう.環境に合わせてAmazon Qがいい感じに回答してくれるよ!」
「いいから再起動や!」
"つながらない"と言ってもどのようなプロトコルなのか、インスタンス上のアプリケーションなのか様々なので、回答者が原因を特定するために深掘りしてくれました。
まさかのトラブル
よくあるざっくりとしたトラブル相談に、架空の後輩と背景を捏造しながら、想定した 原因 を大喜利風に回答してもらい 「追加でこういう情報があれば、スムーズにトラブル解析ができるよ」という先輩目線のコメントを回答者に解説 してもらいます。
原因と「追加でこういう情報があれば、スムーズにトラブル解析ができる」というコメントをいただく想定だったのですが、上記の通り 原因 でボケてくれる人を回答してくれる人がいない!主催のわたしの伝達ミスですみんな、真面目だ・・・
大喜利っぽくはないけれど、目的は達成できそうなので問題ナシ!(勉強会運営については反省。勉強会の流れは、例を多めに伝達します!)
また大喜利とは違って、回答被りは大歓迎です。被った回答ほど、回答者たちが重要にしているポイントになります。
おわりに
今回は技術問い合わせをする際に相手にどう情報を伝えればいいか、自分で解決するためにどのようなポイントを確認すればよいかを、ゆるく・楽しく知ってもらう方法のひとつとして開催しました。また回答者のつよつよエンジニアがどのようなポイントを確認して、トラブルシュートしているのかを伝授する場にもなったと思います。今後もゆるく・楽しく業務を進めていけるような場を作っていきたいと思います。
明日のNTTテクノクロスアドベントカレンダー2023 は @kuwagataaa と @etctaro です。みなさま、お楽しみに