Docker以外の仮想環境で開発した経験がないかったので、試しにVirtualBoxにCentOS7を入れて遊んでみました。
バージョン情報
MacOS Big Sur 11.5.2
VirtualBox 6.1.28
CentOS7-x86_64
VirtualBoxをMacにインストール
下記リンク先の「OS X hosts」をクリックしdmgファイルをダウンロード
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
「VirtualBox-6.1.28-XXXXXX.dmg」をダブルクリックし展開しMacへインストール
CentOS7をインストール
公式サイト
https://slacknotebook.com/virtualbox-vmware-player-comparison-free-vm-tool/
CentOS7のイメージファイルのインストール先
https://slacknotebook.com/virtualbox-vmware-player-comparison-free-vm-tool/
「CentOS-7-x86_64-DVD-2009.iso」をクリックしPCヘインストール
※ファイルサイズが4GBちょっとある。
VirtualBoxで仮想環境を立ち上げる際にCentOS7をディスクイメージに指定する
仮想環境を作成する
仮想環境の名前とOSを選択する画面が表示されるので、入力。
名前は適当に「CentOS7_test」とつけました。
マシンフォルダーはデフォルトでOK。
タイプをLinuxに選択し、バージョンは「Red Hat(64-bit)」を選択(CentOSがRed Hat系のディストリビューションのため)
メモリサイズは最低限の1024MGを選択。
仮想ハードディスクを作成する
ハードディスクのファイルタイプは「VDI」を選択。
ストレージのサイズは「可変サイズ」を選択。
ファイルの場所とサイズはデフォルトのままで一旦設定。
新しい「CentOS7_test」という仮想環境が作成される。
起動する仮想環境のストレージにCentOSを指定する
CentOSをインストールしたい仮想環境をクリックし、設定をクリック
コントローラー:IEDの「空」のCDマークをクリック
右側の光学ドライブ横のCDマークをクリック
「ディスクフィルを選択」をクリックし、インストールしたCentOS7のディスクイメージを選択
「開く」をクリックし、コントローラー:IDEに「CentOS7-x86-DVD-2009.iso」が選択されたら、「OK」を押し設定を保存。
次に、設定の「ネットワーク」を選択。仮想環境とインターネットとの接続方法を設定する必要があるが、一旦一番設定が簡単な「ブリッジアダプター」を選択しておく。
仮想環境自体にIPアドレスが振られ、自宅のWiFiに接続しインターネットに接続することが可能となる。
これで準備は完了。
仮想環境を起動
CentOS7のインストールを行う
CentOSのディスクイメージを設定した仮想環境(CentOS7_test)をクリックし、「起動」をクリック。
CentOS7のインストールの画面が表示されるのでReturnを押し、インストールを開始。
言語表示画面が表示されるので、「日本語」を選択し、「続行」をクリック
システムのインストール先が未設定なので、設定する
デフォルトで表示されているローカルの標準ディスクを選択し、「完了」をクリック。
「自動パーティシ...選択されました」と表示されていればOk。
次に、ネットワークの設定を行う。
※必須ではないが、インストールしたCentOSにApacheやPHPをインストールする際に、仮想環境がネットと繋がっている必要があるので、ここで設定しておくと楽です。
Ethernet(enp0s3)を有効にすると、「接続済みです」ち表示される。「完了」を押して設定を保存。
先程の画面に戻り「有線(enp0s3)」が接続されました」と表示されればOK。
「インストールを開始」をクリックし、インストールを開始。
インストール中にrootユーザのパスワードを設定する
イントール中の画面に遷移したら、rootユーザのパスワード設定を行う。
インストール完了後に再起動をする
イントールが完了すると、画面右下に「再起動」のボタンが表示されるので、クリックして再起動する。
CentOS7にログイン
再起動すると、ログイン情報を入力するよう表示される。
ログインユーザ:root
パスワード:自分で設定したパスワード
CentOSにログインできれば、あとはApacheとかPHP、データベースなどインストールして任意の開発環境を作成することが可能。
環境構築してみて
今までDockerしか使ったことなかったので、実際にディスクイメージからインストールして設定する流れは勉強になりました。
使ってみた感じ、画面の表示が小さかったり、ホストOSとゲストOS間でのコピペができなかったりとちょっと不便。
「VBoxGuestAddition」という拡張機能を追加したら解決するらしいので、やってみましたが結局コピペできず、、、
作成した仮想環境に、ホストOSからSSHすればその問題も解決してサクサク作業することができました。
またそのあたりも記事にまとめたいと思います。