はじめに
自宅のESXiサーバを再起動したりすると、「オブジェクト タイプにはホストされた I/O が必要です」と表示されうまくゲストが起動できないことが割と頻繁にある。
何度も調べるのが面倒なので備忘として記事を投稿する。
目次
リペア方法
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SSHの有効化
ESXiログイン後、左側のナビゲーションペインからホスト>アクション>サービス>SSHの有効化を選択し、SSH接続ができるようにする。 -
対象ゲストの.vmdkファイルをcheck
SSH接続後、cd /vmfs/volumes/データストア名/対象ゲスト
で対象ゲストの.vmdkファイルが保存されているディレクトリへ移動する。コマンドでチェックする。
vmkfstools -x check 対象ゲスト.vmdk
リペアが必要な状態の場合、
Disk needs repair.
と表示される。[username@hostname:/vmfs/volumes/データストア名/対象ゲスト名] vmkfstools -x check 対象ゲスト名.vmdk Disk needs repair.
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対象ゲストの.vmdkファイルをrepair
コマンドでリペアする。vmkfstools -x repair 対象ゲスト.vmdk
成功すると
Disk was successfully repaired.
と表示される。[username@hostname:/vmfs/volumes/データストア名/対象ゲスト名] vmkfstools -x repair 対象ゲスト名.vmdk Disk was successfully repaired.
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対象ゲストを起動
警告
有効化したSSHは無効化しておいてください。
おわりに
ESXiでゲストが起動できなくなった時の対処法でした。