はじめに
DX技術本部の yu-yama
です。
AWS CloudFormation のお客様は、AWS Systems Manager の機能である Application Manager を通じて、運用データを表示し、CloudFormation スタックリソースに関連する問題を解決するためのアクションを迅速に実行できるようになりました。この機能を使用すると、お客様は CloudFormation スタックを介してプロビジョンされたリソースのアプリケーションビューを取得できます。デベロッパーは、Application Manager Dashboard から取得した運用メトリクス、ログ、アラート、およびコスト情報を使用して、ライフサイクル全体でスタックリソースを効率的に管理できます。
AWS CloudFormation コンソールで使用を開始するには、特定のスタックのスタックアクションから [View in Application Manager] (Application Manager で表示) を選択すると、選択したスタックの Application Manager ダッシュボードに移動します。スタックのコンテキスト運用データを使用すると、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスの再起動や、Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームのスナップショットの取得などの修復アクションを開始することで、問題を診断および解決できます。
この CloudFormation コンソールの新機能は、追加料金なしで、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国西部、米国東部)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ミラノ、パリ、ストックホルム)、アジアパシフィック (香港、ムンバイ、大阪、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、中東 (バーレーン)、アフリカ (ケープタウン)、南米 (サンパウロ) といった 23 の AWS リージョンでご利用いただけるようになりました。詳細については、CloudFormation ユーザーガイドを参照してください。
の記事の更新内容を確認してみました。
一言で
ApplicationManager から CloudFormationで作成したリソースの管理(メトリクス、ログ、コスト)が容易になった
ちょっとやってみる
適当に作成したスタック(VPC、ルーティングテーブル、igw、セキュリティグループ、EC2)を用意して
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SSMのApplication Managerに遷移し、概要が表示されます
概要では、アプリケーション情報、OpsItems、アラーム、ランブック、CostExplorer、アプリケーションインサイトが確認できます -
リソースタブを表示してみる
作成したリソースの一覧(リソースID、ステータス、タイプ)とCostExplorerが確認できます
まとめ
Application Manager から CloudFormationで作成したリソースの管理(メトリクス、ログ、コスト)が容易になりました。
これまでは各サービス(CloudWatch、Config、CloudFormation etc)からスタックのリソースを確認していたものが、スタックから各サービスのステータスの確認、操作が出来るようになったのはうれしいアップデートだと思います。
さいごに
ログタブを見たときにスタックが作成したAWSリソースのログのみが一覧となって表示されている?超絶便利じゃないか!と思ったのですが、よく見るとただロググループが見えているだけでした......
あとランブックを実行したのにランブックログに表示されないのがなんでだろう