ワークロードに適したコンピューティング サービスを選択する
今回は、これについて。
簡単にGCPのコンピューティングサービスをまとめた。
ComputeEngine
- 汎用的なVMが欲しい場合は、ComputeEngine
- 幅広いワークロードに適している
- VPCのSubnet上に展開される
- 仮想マシンのため、どの言語でも使用出来る
Google Kubernetes Engine
- Kubernetesのフルマネージドサービス
- コンテナを使用するワークロードに適している
- Compute Engine上でコンテナがデプロイされている
- マスターノードはコンソール上に表示されない
- オリジナルでStackDriver(オペレーション-ロギング)と統合されている
App Engine
- WEBアプリのワークロードに適している
- インフラは考慮せず、コードのみのデプロイでアプリケーションを展開出来る
- Standard環境とFlexible環境が存在する
Cloud Run
- サーバーレスコンテナ
- Knative
- WEBアプリやバッチなど幅広いワークロードに適している
- ０からのコンテナのスケーリングが可能
- HTTPリクエストでキックされる
Cloud Functions
- FaaS
- イベントドリブンな軽量のワークロードに適している
サーバーレスの使い分け
みて分かる通り、サーバーレスコンピュートサービスが幾つかある。
これらの使い分けは、下記のフローで判断出来る。
https://cloud.google.com/serverless-options?hl=ja
if event driven
then Cloud Functions
if need Kubernetes
then Cloud Run for Anthos
if use any language
then Cloud Run
if do not use any language AND application deployment
then App Engine
改めて、各コンピュートサービスの特徴について、まとめる必要がある。