はじめに
最近Unityを触る機会が減って完全になまっているので久しぶりに最新バージョンで何か簡単にシーンを制作してみようと思いました。
アンビエントチックな音楽を聴くことが多くなってきたので、それに合うようなVJ素材を制作したく、簡単に自然の環境をUnityで制作しようと思います。
今回、VOl.1, vol2で、physically based skyとwater systemを使って以下のようなシーンを制作します

制作環境
Unity 2023.1.0b20 beta
※私の環境だけかもしれませんがアニメーションファイル作成し保存する際にエラーがでてしまいました。
準備
- Unity Hubを開く
- バージョンを指定する(今回はUnity 2023.1.0b20 betaをお試しで使用します)
- 3DcoreHDRPを選択する

では実際にPhysically based skyを使用します。
Physically based skyとは?
Physically Based Sky (物理ベースのスカイ) は、高度と関連して指数関数的に密度が減少する 2 部構成の大気を持つ、球体惑星の空をシミュレーションするもの(Unityマニュアル参照)
で、太陽の角度を調節することで、夜や昼の環境を制作することが可能です。
デフォルトで設定されているSky and Fog Volumeを削除します
GameObject → Volume → Global Volumeを選択する
Profile → Sky and fog volumeに設定します(デフォルトのままでよかったかもです。)
Sky typeにチェックを入れ、Physically based skyを選択
デフォでPhysically based skyになっているかと思います
今回は、チェックマークを入れたPhysically based skyのModel → Earth(adbanced)を選択します。
調節できる項目が増えるので、よりリアルな環境を設定できます。
Physically based skyのプロパティについてはUnityのマニュアルをご参照ください。
とてもありがたい。
https://docs.unity3d.com/ja/Packages/com.unity.render-pipelines.high-definition@10.5/manual/Override-Physically-Based-Sky.html
Physically based skyに関してはまだまだ使いたい項目がたくさんあったり、特に
スペースのエミッシブエリアを表現するテクスチャを特定することができるプロパティである、 Space Emission Textureなどかなりすごい機能があるのでお試しください。
次回はWaterSystemを用いて水面(今回は表面だけ)を作ります。
余力があればvol.3以降でアセット追加などして、いい感じのシーンを制作してみようかと思います。
続く.....