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Amazon API Gatewayを独自サブドメインで使う

Last updated at Posted at 2021-05-19

api.example.com のような独自ドメインのサブドメインでAPI Gatewayを使う設定をしてみます。
CloudFrontに独自ドメインのルートドメインを設定し、APIをサブドメインに紐付けるような使い方を想定しています。
先に独自ドメインのRoute53によるDNS設定が必要になりますが、この記事では説明しません。
下記の記事が参考になりました!
freenomで取得したドメインをRoute53に委任する。 - サーバーワークスエンジニアブログ

ACM(AWS Certificate Manager)でSSL証明書を作る

まず、AWSコンソールのACM設定画面より、SSL証明書を作ります。CloudFrontの独自ドメイン設定では必ず us-east-1 リージョンで証明書を作成しますが、API Gatewayの場合は独自ドメインで使いたいAPIのリージョンでACM設定を行います。
ACM設定画面より「証明書のリクエスト」→「パブリック証明書のリクエスト」と入力を進めます。

ステップ 1: ドメイン名の追加
利用したいサブドメインを入力します。 例:api.example.com
ステップ 2: 検証方法の選択
「DNSの検証」を選択します。
ステップ 3: タグを追加
必須ではありません。補足情報が必要な場合は入力してください。
ステップ 4: 確認とリクエスト
確認して「確定とリクエスト」ボタンを押してください。
ステップ 5: 証明書のリクエスト
「Route53でのレコードの作成」→「続行」と入力してください。 ![SS_証明書のリクエスト.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/1509934/f7d163eb-c271-357f-375b-95a2ed9608a4.png)  
入力を完了すると、設定したドメインがリストに追加され、「検証保留中」と表示されますが、数分待って更新ボタンを押すと「発行済み」になりました。

API Gateway カスタムドメインの設定

API Gateway設定画面より、「カスタムドメイン名」→「作成」と入力します。
SS_カスタムドメイン名.png


ドメイン名を入力し、ACM証明書は先程、作成した証明書を選択します。
SS_ドメイン名を作成.png


作成したカスタムドメイン名を選択し、APIマッピング設定へと進みます。
SS_APIマッピング設定を開く2.png


「新しいマッピングを追加」し、使用したいAPIを選択します。
ステージはAPIで作成しているステージから選択、パスは任意の値を入力してください。複数APIをマッピングする場合はパスが必要になります。
SS_APIマッピング設定を入力2.png

Route53 Aレコードを作成

Route53設定画面より、「ホストゾーン」→(作成済みのドメイン名)→「レコードの作成」と進みます。
レコードの作成画面で、レコード名、レコードタイプ、エイリアス、リージョン、エンドポイントを入力します。
レコード名はサブドメインのサブの部分を入力します。
レコードタイプはAレコードを選択します。
エイリアスをONにして「API Gateway APIへのエイリアス」を選択します。
リージョンは使用したいAPIのリージョンを入力してください。
エンドポイントはカスタムドメインで設定したAPIが選択肢に出てきますので、選択します。
SS_Aレコードの作成.png

独自サブドメインでAPIにアクセス

サブドメインでアクセスできるか試してみましょう。APIは直接ブラウザで開ける設定のREST APIです。
URLは下記の形式です。

//<サブドメイン>(/パス)/
```例:<code>https://api.example.com/users</code>


※普段、Chromeのアドレス欄に入力する際にはドメインから入力していましたが、この時は<code>https://</code>から入力しないと開けませんでした。ブラウザで開けなかった場合はお試しください。

![SS_ブラウザで開く.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/1509934/16d58e14-241b-5c3a-ae22-970a1d951770.png)

無事、サブドメインでAPIにアクセスできました!




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