はじめに
多段構成のゾーンフォワーディングで名前解決する検証をしてみました。
Azureに環境作ってます。
構成
各DNS(Active Directory)はそれぞれ仮想ネットワークを分けて配置し、VNetピアリングで接続しています。(下図)
VM下部の括弧内に記載しているのがゾーン名です。
Clientがcat.comゾーンの名前解決を問い合わせする場合の検証を行います。
DNS1の設定
DNS2の設定
条件付きフォワーダーにDNS1のゾーン「cat.com」を指定しています。
DNS3の設定
条件付きフォワーダーにDNS1のゾーン「cat.com」を指定していますが、IPアドレス(問い合わせ先DNS)はDNS2としています。
確認
VM「Client」から名前解決できるか確認してみます。
DNSサーバはCLientと同じVNetに存在しているDNS3に向いています。
ゾーン「cat.com」と「dog」の名前解決が出来ました。
おわりに
DNS(ゾーン)を複数利用している環境でこのような構成でも大丈夫そうだとわかりました。
そもそも複雑な構成にならないように考えることが大事ですが何とかなることがわかって良かったです。