PowerShellで、プリンタドライバをインストールする

参考URL： LAN内の全PCに自動でプリンタードライバーをインストールする方法
http://www.se-support.com/clientpc/printer-install.html

上記サイトではバッチファイルが紹介されています。
これをPowerShell で置き換えてみます。
変更点は、「OSは問わないが 64bit or 32bit で区別されているドライバ」に対応させました。
プリンタドライバは、共有フォルダ \\public の配下にあるそれぞれのフォルダ内で解凍しておきます。

64bit版の場合： "\\public\64bit\fxap4c5575plw150110wxp6fja\"
32bit版の場合： "\\public\32bit\fxap4c5575plw150110w2k3fja\"

プリンタの作成には、以下のフォルダ内にある VBScript(.vbs) を使用します。

C:\Windows\System32\Printing_Admin_Scripts\ja-JP\cscript prndrvr.vbs

記述するとこんな感じです。
PCの台数が多いときは、このスクリプトを
ログオンスクリプトで 1回だけ実行させれば一撃です。

install_xerox_c4475.ps1

##--- config ---
# プリンタのIPアドレス
$ipaddress = "192.168.1.100"

# 解凍したプリンタドライバパッケージ内のinfファイルに記述されている、プリンタの名称
$inf_printername = "FX DocuCentre-IV C4475"

# PCの「デバイスとプリンター」に表示されるプリンタの名称
$printername = "DocuCentre-ⅣC4475"

##--- main ---
Set-Location C:\Windows\System32\Printing_Admin_Scripts\ja-JP\

# 通信ポートの作成
$port_name = "IP_" + $ipaddress
cscript prnport.vbs -a -r $port_name -h $ipaddress -o raw -n 9100

#--- OS の bit を判定する ---
$os = Get-WmiObject -Class Win32_OperatingSystem
# Write-Host $os.OSarchitecture

if ( $os.OSarchitecture -eq "64 ビット" )
    {
    # 64bit版ドライバのインストール
    cscript prndrvr.vbs -a -m $inf_printername -v 3 `
    -i "\\public\64bit\`
    fxap4c5575plw150110wxp6fja\cswnd\ART_EX\x64\FXLKNJL.inf"
    }
else
    {
    # 32bit版ドライバのインストール
    cscript prndrvr.vbs -a -m $inf_printername -v 3 `
    -i "\\public\32bit\ `
    fxap4c5575plw150110w2k3fja\cswnd\ART_EX\Win2000_XP\FXLKNJL.inf"
    }

# プリンタの作成
cscript prnmngr.vbs -a -p $printername -m $inf_printername -r $port_name
##--- end ---