何
- procreateでレイヤーのブレンドモードによる違いを調べました
情報源
https://procreate.art/support
Artists' Handbook
用語について
- 下位レイヤーの色を「ベース」、上位レイヤーの色を「ブレンドカラー」とした
- 色相(Hue),彩度(Saturation),輝度(Brightness)
ベースとなるレイヤー
ブレンドカラーとなるレイヤー
調査方法
- ベースとなるレイヤーで、横方向は同じ色を追いている。そこにいくつかのブレンドカラーを置き、ブレンドモードによる結果の違いをみる。
- 情報源では全てのブレンドモードの解説がなかった。ない場所は説明に「マニュアル記載なし」とした。photoshopのブレンドモードからきているらしいので、それで調べれば良さそう。
- 背景色もベースとして機能してしまうので、背景色は非表示とした。
- マニュアルに書いていない補足はカッコ書きにした。(xxxはyyy)
標準
- (ブレンドカラーで上書きする)
Darken [比較(暗く)]
Multiply [乗算]
影をつける
明るい場所を取り除く
(重なった場所が暗くなる)
Linear Burn [焼き込み(リニア)]
Multiply[乗算]より暗い
Color Burn[焼き込み]より彩度が低い
Color Burn [焼き込み]
Multiply[乗算]より暗い
中間トーンの彩度は残す
ハイライトを少し減らす
Darken [暗く]
ベースとブレンドカラーで暗い方を選択する
カラー比較(暗)
*マニュアル記載なし
(Darken[暗く]と似ているが、こちらはベースカラーと重ならなかったブレンドカラーを残す?)
Lighten [比較(明)]
Lighten [明るく]
Screen [スクリーン]
Add [追加]
Screen[スクリーン]と似ているが、明るくする効果が大きい
Color Dodge [覆い焼きカラー]
Screen[スクリーン]より明るい。中間トーンが鮮やかに。ハイライトが白く
カラー比較(明)
*マニュアル記載なし
(Lighten [明るく]との差がよくわからず)
Contrast [コントラスト]
Overlay [オーバーレイ]
明るい場所はScreen [スクリーン],暗い場所はMultiply [乗算]
Hard Light [ハードライト]
Overlay[オーバーレイ]と似ているが、ブレンドカラーの方の強度を使用する。
(? よくわからず)
Soft Light [ソフトライト]
ビビッドライト
リニアライト
ピンライト
ハードミックス
Difference [差の絶対値]
Exclusion [除外]
写真のネガのような効果。Difference[差の絶対値]よりもコントラストが弱い
Difference [差の絶対値]
Subtract [減算]
分割
Color [カラー]
Hue [色相]
ベースの輝度と彩度を固定し、色相をブレンドカラーのものを使用する
Saturation [彩度]
ベースの輝度と色相を固定し、彩度をブレンドカラーのものを使用する
Color [カラー]
ベースの輝度を固定し、色相と彩度をブレンドカラーのものを使用する
Luminosity [輝度]
ベースの色相と彩度を固定し、輝度をブレンドカラーのものを使用する
その他
- SwiftのCGBlendModeの方にも説明がある。procreateがこれを使っているかは不明。 https://developer.apple.com/documentation/coregraphics/cgblendmode