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M5stackでFeliCa リーダーを作った話 ケース編

Last updated at Posted at 2019-12-09

先日の記事で作った、FelicaリーダーですがRC-S620Sをどうにか格納しないことには使用に耐えないことが判明しました。↓では、いかんともしがたいので。。。

スクリーンショット 2019-12-01 21.23.02.png

(カレンダー忘れてた。。。)

機材について

3Dプリンタについて

昔に記事の環境です。そもそも、このケースを作るために導入したともいえる。。。

3DCADについて

Autodesk様Fusion360の体験版を利用しました。Fusion360を利用した理由は以下です。インストール手順は、公式参照です。

  • 事例が一番おおいこと
  • フルスペックの体験版があること
  • かなり昔にAutodesk社のCADを触ったことがあったので、いけるかと思ったので(すべては忘却の彼方だった)

つかってみた感想は以下ですが、基本便利な子です。

  • 図面がクラウド管理なので、ログインすればどの端末からでも作業開始出来る
  • 2ファクタ認証が少し面倒
  • MID2015のMacBookPro(16GB)で少し重いかなぁという感じ

成果物

いつもお世話になっているthingiverseにはじめて投稿してみました。

形状

  • 吸盤(ダイソー)でくっつけることが出来ます。
    image.png
    image.png

  • Feclia基板に合わせたネジ穴とへこみで固定できます
    image.png

  • M5Stackのボトム(バッテリー)を外してネジ止め(M3 15mm)すると、蓋の高さが合います
    image.png

基本、外部電源供給を前提としているので、バッテリー外すことにしました。

紆余曲折(製造工程)

いか、上記の形になるまでのぐだぐだを記載します。。。

RC-S620Sの格納

固定用のネジ位置、基板格納用の穴の平面図面はSony様の技術情報からダウンロードできます。

  • スケッチの作成:基板部分のへこみと、固定ネジ、リボンケーブルの通り道が最低限必要です。 image.png
  • リボンケーブルはケース側に溝がないと、取り出せません image.png
  • ケースの厚みは1mmです。詳しく検証していませんが、数mmまでは読み取りに影響はなさそうです。

試作ゼロ号機

最初は、M5Stackを全体的にくるむ形で作っていました。

image.png

この形だと、以下の問題があったので新しく作り直しました。

  1. コネクタ類にアクセスできない
  2. ケースの方向が固定されて設置の自由度がない
  3. ケースを設置する方法を考えていなかった(両面テープでつけていた)

両面テープの強度の問題で、何回も落下させてしまい基板接続部分が壊れてしまい、M5Stackが壊れては困るが最大の理由です。

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