Railsのデータベースとのやりとりを担うmodel。その作成と削除方法、Railsで指定可能なデータ型についてまとめます。
1.modelの作成方法
ターミナルで次のコマンドを実行すると必要なファイルを自動的に作成することができます。
$ rails generate model モデル名 カラム名:データ型 カラム名:データ型 ・・・
データ型については、後述します。
以下のファイルがcreateされます。
- app/models/モデル名.rb
- db/migrate/yyyymmddhhmmss_create_モデル名.rb
この情報でデータベースを作成する(マイグレーション)には以下のコマンドを実行します。
$ rails db:migrate
2.modelの削除方法
手動で作成された2ファイルを削除することもできますが、作成したファイルをまとめて削除するには次のコマンドを実行します。
$ rails destroy model モデル名
これで先程generateで作成された2ファイルは削除されます。
3.Railsで指定可能なデータ型
カラムを作成するときのデータ型についてまとめました。
データ型 | 用途 | 例 |
---|---|---|
binary | バイナリデータ | 画像、ファイルなど |
boolean | Boolean | フラグ |
date | 日付 | YYYY-MM-DD |
datetime | 日時 | YYYY-MM-DD HH:MM:SS |
decimal | 固定小数点 | 1.000001 |
float | 浮動小数点 | 1.00000234 |
integer | 整数 | 1 , 10 ,9999 |
primary_key | 主キー | |
string | 文字列 | 255文字までの文字列 |
text | 長い文字列 | 256文字以上の文字列 |
time | 時間 | HH:MM:SS |
timestamp | タイムスタンプ | 1970-01-01 00:00:01 UTC |