本記事は新人向け社内研修資料の一部として作成したものです。
一部冗長な説明をしている箇所がありますがあしからず。
はじめに
javaの開発には、テキストエディタとjavaのコンパイラとjavaの実行環境が必要です。
どういうことかというと、例えばあなたが知らない国の舞台の脚本を任されたとします。そのとき、まずはあなたは自国語で台本を作成する必要がありますね。そして台本を作成したら、それを通訳に翻訳してもらって翻訳版の台本ができあがります。そして翻訳版の台本を知らない国の劇団に渡せば、知らない国で舞台が行われます。1
上記の
- 自国語で台本を作成
- 通訳に翻訳してもらう
- 翻訳された台本をもとに舞台が行われる
がそれぞれ
- テキストエディタでソースコード作成
- コンパイラでソースコードをコンパイル
- コンパイルされたファイルを実行環境で実行
にあたります。
軽くそれぞれについて説明をすると、
テキストエディタはjavaのソースコードを作成するのに使います。
windowsユーザはメモ帳、macユーザはテキストエディットを思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。
今回はおそらくエンジニア界隈でトップシェアを誇るであろうVSCodeというエディタを使います。
そしてjavaのコンパイラとjavaの実行環境として今回はopenJDKというオープンソースを使います。openJDKをインストールすればコンパイラと実行環境がついてくるのでopenJDKだけインストールすればokです。
やること
- インストーラの準備
- vscのインストール
- openJDKのインストール
for windows
1. インストーラの準備
今回はwindowsで最近主流なscoopを使います。
powerShellを開いて以下を実行します。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser # Optional: Needed to run a remote script the first time
irm get.scoop.sh | iex
2. vscのインストール
scoopを使ってvscをインストールします。
scoop install git
scoop bucket add extras
scoop install vscode
3. openJDKのインストール
scoopを使ってopenJDKをインストールします。
scoop bucket add java
scoop install openjdk
for mac
1. インストーラの準備
今回はmacのインストーラといえばのhomebrewを使います。
ターミナルを立ち上げて以下をコピペして実行します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
2. vscのインストール
homebrewを使ってvscをインストールします。
brew install --cask visual-studio-code
3. openJDKのインストール
homebrewを使ってopenJDKをインストールします。
brew install openjdk
※macOS>=10.15の場合はinstall直後に以下を実行してください。
sudo ln -sfn $(brew --prefix)/opt/openjdk/libexec/openjdk.jdk /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk.jdk
動作確認
-
こんな簡単に舞台できるわけないです。 ↩