はじめに
最近議事録を取る機会が増えて、議事録作成環境をVSCodeで整えたので記事にします。
特に新人の方は議事録を取る機会が多いかと思うので、参考になれば幸いです。
やること一覧
*はoptional
- VSCに拡張機能の「Vsnote」を入れる
- 議事録用のフォルダをVSNoteに登録
- 議事録用のスニペットをVSCに登録
- 3で登録したスニペットを呼び出すための設定
- md用のvimのキーマップ設定*
1. VSCodeに拡張機能の「Vsnote」を入れる
入れてください
2. 議事録用のフォルダをVsnoteに登録
settingsから「vsnotes default note path」などと検索して、デフォルトパスを設定します
3. 議事録用のスニペットをVSCに登録
コマンドパレットで「Snippets: Conigure User Snippets」を選択します
markdown.jsonに以下をコピペします
{
"vsnote_template_mtg": {
"prefix": "vsnote_template_mtg",
"body": [
"---",
"tags:",
"\t- mtg",
"---",
"## 日時",
"$CURRENT_YEAR/$CURRENT_MONTH/$CURRENT_DATE($CURRENT_DAY_NAME_SHORT)\n",
"## 参加者(敬称略)\n",
"## 持ち帰り事項\n",
"## 次回日程\n",
"## 議事録\n"
]
}
}
4. 3で登録したスニペットを呼び出すための設定
ユーザ用のsettings.jsonを開き、以下を追記します
"vsnotes.templates": [
"mtg",
]
5. md用のvimのキーマップ設定*
optionalです
VSCでvimを使ってる人向けです
mdで議事録取ってると、かな/英数を行き来するので大変です。
なので、かな文字を英数文字にキーマップしてしまいます。僕はしばらく使ってみて割とアリだったので紹介します。
~/.vimrcに以下のキーマップを設定します
" mainly for markdown
inoremap っj <ESC>
inoremap jj <ESC>
inoremap ーー -<Space>
inoremap ” "
inoremap 1。 1.<space>
inoremap 1。 1.<space>
inoremap 2。 2.<space>
inoremap 3。 3.<space>
inoremap 4。 4.<space>
inoremap 5。 5.<space>
inoremap 「」 []()<Left><Left><Left>
inoremap # #<Space>
inoremap > >
inoremap ` `
inoremap * *
inoremap 〜 ~
inoremap | |
inoremap : :
inoremap ; :
理想言うと全角スペースを半角スペースにするkeybindを追加したいところですが無理でした。。
使ってみる
コマンドパレットから、「VSNotes: Create a New Note」を選択します
テンプレートを選択できるので、3で登録したスニペットを選択します
ファイル名を入力できます
何も入力せずにEnterを押すと、現在日時がファイル名になります(今回は何も入力せずにEnter)