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AWS CLIでRDSのスロークエリを見る

Last updated at Posted at 2014-07-24

毎回マネジメントコンソールから確認するのも面倒なので、とりあえずターミナルから見れるように。

AWS CLIのインストール

Macにコマンドラインツールが入ってなかったのでインストール。
EC2(Amazon Linux)には元々インストールされてるはず。

下記ページのやり方に従った
Getting Set Up with the AWS Command Line Interface

環境

  • Mac OSX 10.9.4

手順

Pythonを使うとのこと。触ったことないが、Macにプリインストールされてた

$ python --version
Python 2.7.5

pipというパッケージ管理ツール(Rubyでいうところのbundler的なやつ?)を使う。
pipはインストールされてなかったので導入、sudo付きでやらないとPermission deniedされた。

$ sudo easy_install pip     

pipが入ったら、目的のawscliを。

$ sudo pip install awscli 
$ aws --version
aws-cli/1.3.23 Python/2.7.5 Darwin/13.3.0

これでawsコマンドが利用可能になった。

awsコマンドの初期設定

コマンドを実際に利用して各種サービスにアクセスするには、ちょっとだけ初期設定が必要だった。

$ aws configure 

上記コマンドを打つと、AWSアカウントに関する情報を対話的に入力していく感じになる。
アクセスキーID, シークレットアクセスキー, デフォルトのリージョン, デフォルトの出力形式を聞かれるので答えていく。出力形式はとりあえずJSONにしておいた。

入力した情報は、~/.aws/configに書かれている。

~/.aws/config
[default]
output = json
region = ap-northeast-1
aws_access_key_id = <AWS_ACCESS_KEY_ID>
aws_secret_access_key = <AWS_SECRET_ACCESS_KEY>

RDSのスロークエリをコマンドラインに表示してみる

ドキュメント眺めてると、RDS用のコマンドだけでもかなりある。使いこなしたらかなり便利そうではある...

ログファイルのリストを出力

まずはdescribe-db-log-filesコマンドでログファイルのリストを出力してみる。
参考: describe-db-log-files

$ aws rds describe-db-log-files --db-instance-identifier <DB_INSTANCE_IDENTIFIER>

出力は以下の様にされる。

{
    "DescribeDBLogFiles": [
        {
            "LastWritten": 1406166300000, 
            "LogFileName": "error/mysql-error.log", 
            "Size": 0
        }, 
        {
            "LastWritten": 1406166506000, 
            "LogFileName": "slowquery/mysql-slowquery.log", 
            "Size": 6863
        }, 
        {
            "LastWritten": 1406160020000, 
            "LogFileName": "slowquery/mysql-slowquery.log.0", 
            "Size": 2433
        },
        ...

    ]
}

スロークエリログの出力

具体的なログの中身を見たいときは

$ aws rds download-db-log-file-portion --db-instance-identifier <DB_INSTANCE_IDENTIFIER> --log-file-name slowquery/mysql-slowquery.log

出力がカオス、なぜか1文字ずつ...

{
    "LogFileData": [
        "/", 
        "r", 
        "d", 
        "s", 
        "d", 
        "b", 
        "b", 
        "i", 
        "n", 
        "/", 
        "m", 
        "y", 
        "s", 
        "q", 
        "l", 
    [
}

少し調べたら、jqを使って加工するのがよさ気だった。jqコマンドはhomebrewでインストール済み。

1文字ずつ出力されてるのを統合するため関数add、改行コードの箇所で改行させるために--raw-output(-r)オプションを付けて実行

$ aws rds download-db-log-file-portion --db-instance-identifier <DB_INSTANCE_IDENTIFIER> --log-file-name slowquery/mysql-slowquery.log | jq -r ".LogFileData | add"

だいぶ見やすくなった。以下出力の一部。

/rdsdbbin/mysql/bin/mysqld, うんたらかんたら
Tcp port: 3306  Unix socket: /tmp/mysql.sock
Time                 Id Command    Argument
# Time: 140724  0:25:16
# User@Host: うんたらかんたら
# Query_time: 1.451042  うんたらかんたら
SET timestamp=1406161516;
SELECT うんたらかんたら

これでマネジメントコンソールにわざわざ行くよりはだいぶ楽になったし、見やすい。grepなどでさらに整形して、発行されたクエリの部分だけ抜き出すこともできる。

クソクエリを消し去るために頑張ろう...

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