【Rails】redirect_toを使うとき、flash.nowは表示されないよという話

どうした？

Sessionsコントローラでログイン機能を実装したところ、flash.nowが表示されなかった。
minitestのログインテストでは

assert !flash.empty?

はtrueを返していた。

開発環境

$ ruby -v
=> ruby 3.1.2p20

$ rails -v
=> Rails 6.1.7

解決方法

before

sessions_controller.rb

def create
  @user = User.find_by(email: params[:session][:email])
  if @user && @user.authenticate(params[:session][:password])
    log_in(@user)
    remember(@user)
    flash.now[:info] = "ログインしました"
    redirect_to root_path
  else
    flash.now[:notice] = "パスワードが間違っているか、存在しないユーザーです"
    @email = params[:email]
    render "new"
  end
end

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

after

sessions_controller.rb

def create
  @user = User.find_by(email: params[:session][:email])
  if @user && @user.authenticate(params[:session][:password])
    log_in(@user)
    remember(@user)
    flash[:info] = "ログインしました" #.nowを削除
    redirect_to root_path
  else
    flash.now[:notice] = "パスワードが間違っているか、存在しないユーザーです" #.nowは消さない
    @email = params[:email]
    render "new"
  end
end

これでフラッシュメッセージが表示されます。

解説

こちらの記事がとっても分かりやすかったです。

今回の例でいうと、ログイン成功時(if文の中身)はredirect_toでhomeコントローラをまたいでroot_pathにページ遷移するため、この時点で既にflashの寿命は終えているのです。

対してelse文ではrenderを使用しており、ページ遷移先でflashの寿命を終えさせたいので、flash.nowを使用する必要があるのです。

まとめ

flash.nowを知ったとき、その便利さに「常にこれでいいじゃん」と思ってしまいました。
しかし、物事には適切な使用方法というものがあるもので、、

flash.nowを使うべきシーンを紹介する記事はたくさんありますが、今回はその便利さに盲目になってしまった男がflash.nowを使ってはいけないシーンを紹介しました。