はじめに
こんにちは。
今回はTableau初心者向けの小ネタとして、
Null値のデータを別の文字列に置換する方法をお伝えします。
※ver2022.3を使用
メジャーのNull置換
メジャー(数値項目)にNullがある場合は、書式設定から置換可能です。
以下のようなシートを作成してみました。
※データソースは「サンプルスーパーストア」(ダミーデータ)を、一部データを削除して使用。
赤枠部分にNullのデータが含まれています。
Nullの場合は「-」を表示するよう設定してみましょう。
①Null値の置換を行うメジャーのフィールドを右クリックし、書式設定をクリックします。
②「ペイン」タブで「特殊な値」内の「テキスト」へ「-」と入力します。
ディメンションのNull置換
ディメンション (分析軸などの項目)にNullがある場合は、計算フィールドを使用する必要があります。
下のようなシートを作成してみました。
先ほどとは異なり、文字列型ディメンションのフィールドにNullが含まれています。
この場合は書式設定でのNull値の置換はできないため、計算フィールドを使用します。
①Null値の置換を行うフィールドを右クリックし、「作成」-「計算フィールド」をクリックします。
②計算フィールド名と計算式を編集します。
今回は顧客名がNullの場合は「-」を表示させるIF分を作成します。
IF ISNULL([顧客名])
THEN "-"
ELSE [顧客名]
END
③Null値の置換を行うフィールドを、①と②で作成した計算フィールドに置き換えます。
おわりに
今回はTableau初心者向けの小ネタとして、
Null値のデータを別の文字列に置換する方法をお伝えしました。
以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。