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MySQLのAurora化でMyISAMがなくなって苦戦した話

Last updated at Posted at 2021-12-08

あるシステムで、MySQLをオンプレからAuroraに移行してテストしたところ、異常発生した際に操作ログ保存用のテーブルにレコードが保存されなくなったことが判明。

原因を調べたところ、MyISAMテーブルがInnoDBテーブルに変わっていたことが判明。
AuroraはMyISAMテーブルをサポートしていないので、移行時にInnoDBに変わってしまっていた模様。

これによって、トランザクション制御が効いてロールバックされるようになっていた。
(MyISAMテーブルはトランザクションの概念がないため、常に自動コミット同様となる)

つまり、ログ保存用のテーブルに書き込んだあとに異常発生時はロールバックしていたため、ログもロールバックされていた・・・(ログの意味無し!)。

が、単純にトランザクションのタイミングをずらそうとすると、ログテーブルへの書き込み前後両方でトランザクションテーブル(これは逆にまとめてロールバック必要)に書き込みしている箇所も多々あり、ずらすこともできない。

1.トランザクション開始
2.テーブルA更新
3.操作ログテーブル登録(もとはMyISAMテーブルなので、異常でもロールバックされなかった)
4.テーブルB更新
5.正常ならコミット、 異常ならロールバック(3も含めてロールバック、、、)

2~4の処理順変えるのも困難なコードだったので、これは詰み?

かと思ったが、よくよく考えれば、ログテーブル登録だけコネクションを別にすれば解決だった。

1.トランザクション開始
2.テーブルA更新
3.別コネクションで操作ログテーブル登録(この時点でコミットされるので、5でロールバックされても無関係)
4.テーブルB更新
5.正常ならコミット、 異常ならロールバック(2と4だけがちゃんとロールバックされる)

ただ、もうちょっとマシな方法ないのか、これ。。

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