注)ただの自己満記事です。
TL;DR
- JDLA E資格2021#1 に合格できたので調子にのって初投稿
- E資格の難易度かなり高い(私にとって)
- ぶっちゃけ落ちたと思ったので受ける気がなかった3月のG検定に申し込みました(順序逆だろ)
- 資格不要という人もいますが、幅広い知識を得られるので非常に有用です。スキルの証明になります。 が、合格すれば十分というわけでなく、実務に向けたスタートラインに立てたという感覚。あと体系立てて学べるのが良い所。
- 興味のある分野以外も強制的に学ぶので知識が偏らなくて良い。
- 社内でAI民主化を推進するときに、自分でモデルを組めるスキルがある事は大事だと思います(説得力が上がる)。
1. JDLA E資格について
-
一般社団法人日本ディープラーニング協会(略称:JDLA)が実施しているディープラーニングの試験。G検定(ジェネラリスト向け)とE資格(エンジニア向け)がある。
https://www.jdla.org/certificate/ -
G検定
ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。 -
E資格
ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する。
※E資格はJDLA認定講座を受講しないと受験できない。講座は結構高額(~30万)だが最近値下がりして条件によって10万以下の講座もあり
2. 「E資格(エンジニア資格)2021#1」結果発表(抜粋)
合格率は例年より約10%高く、平均得点率は例年より若干高め。コロナの影響で2020#2が中止になったので受験者が増えたせい??
開催日 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
2021#1 | 1723 | 1688 | 1324 | 78.44% |
科目 | 応用数学 | 機械学習 | 深層学習 | 開発環境 |
---|---|---|---|---|
平均得点率 | 69.65% | 72.14% | 67.80% | 78.39% |
私の場合、応用数学と開発環境は平均より少し上、機械学習と深層学習は、ほんの少し上という程度なので合格ラインの参考に。
50代の合格者ってたった6%程度です。まあそりゃそうですよね(^^;
3.私の受験状況
3.1 バックグラウンド
高専→情報工学部3年に編入→就職→社会人学生で修士号取得(ITでない)。
現在、IT企業ではない会社のIT部門に所属。プログラミングに抵抗はないがメジャーな言語には縁がない。Pythonおよび機械学習は数年前から独学で勉強開始し、下記講座等に参加。線形代数や確率統計って習ってたっけ?というレベル。
3.2学習方法
-
講座:
キカガク ディープラーニングハンズオンセミナー+補講動画
https://www.kikagaku.co.jp/ -
書籍:
徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集
https://book.impress.co.jp/books/1118101176
人工知能プログラミングのための数学がわかる本
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784046021960
ゼロから作るDeep Learning ① Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
ゼロから作るDeep Learning ② 自然言語処理編
Pythonで学ぶ強化学習 入門から実践まで
下の3つは知りたい所を一部だけ見るという感じでした。逆にこれをきちんと読める人は簡単に合格できると思います。
- ネット記事
Qiitaに限らずいろんな記事を参考にさせて頂きました。質問させて頂いた方、ありがとうございました。
3.3 学習期間
実質3~4ヶ月程度 (11月初旬~2月中旬)
・少し特殊で講座を受けたのは2020年5月だが8月の試験(2020#2)が中止になったのでだらだらしていたら年末になり焦って勉強開始。最後の1~2か月は週5、1~2時間くらいかと。
4.まとめと感想(&ぼやき)
- 合格だけを目指すなら、試験はとにかく時間が足りないので難しい&時間がかかるものは適当に答えて次へ。
- 問題はシラバスの順番に出ない。最初から私にとっての難問(生成モデル)で出鼻をくじかれたので慌てないように。全集中で。
- 試験PCのモニターが横長だと文章がとても読みにくい。
- 数式は意味を理解すると覚えやすい。とは言え難しすぎる。他の方はこれを普通に理解できるのだろうか?
- 合格できたが十分理解しているとは思えない。さらなるスキルアップが必要。でも結果と、とにかくやったという事に十分満足 !!
- 今後は社内のAI民主化に向けて頑張ります。