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AWS Organizationsメモ

Last updated at Posted at 2024-09-20

AWS Organizationsは、複数のAWSアカウントを一元的に管理できるサービスです。主に以下のような機能や利点があります:

  1. アカウント管理: 複数のAWSアカウントを組織としてまとめ、階層的に管理できます。これにより、アカウントの作成や削除、設定の変更が容易になります。

  2. ポリシーの適用: サービスコントロールポリシー(SCP)を使用して、組織内のアカウントに対してアクセス権限を制御できます。これにより、セキュリティやコンプライアンスの要件を満たすことができます。

  3. コスト管理: 組織全体のコストを集約して管理し、アカウントごとの請求を把握しやすくします。また、コストを最適化するためのレポート作成も可能です。

  4. 簡易的な請求管理: 複数のアカウントの請求を一元化することで、管理の手間を軽減します。

  5. 部門別管理: 組織内の部門ごとにアカウントを分け、それぞれの部門に特化したリソース管理を行えます。

AWS Organizationsを利用することで、大規模なインフラストラクチャを効率的に管理し、運用の最適化やセキュリティの強化を図ることができます。

親アカウント、OU、SCP、子アカウント関係

AWS Organizations
└── 親アカウント (マスターアカウント)
    ├── OU (組織単位)
    │   ├── 子アカウント 1
    │   ├── 子アカウント 2
    │   └── 子アカウント 3
    └── OU (別の組織単位)
        ├── 子アカウント 4
        └── 子アカウント 5

用語説明:

  • 親アカウント (マスターアカウント): AWS Organizationsを作成したアカウント。組織全体の管理権限を持つ。
  • OU (組織単位): アカウントをグループ化するための単位。部門やプロジェクトごとに分けることができる。
  • 子アカウント: 各OUに属するアカウント。具体的なリソースやサービスを利用するための個別のアカウント。
  • SCP (サービスコントロールポリシー): 組織内のアカウントやOUに対して適用できるポリシー。アクセス権限を制御するために使用される。
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