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KDDI エンジニア&デザイナーAdvent Calendar 2024

Day 9

5年半ぶりに買いかえた自宅用 3Dプリンタ「Bambu Lab A1 mini」を使い始めた際のメモ【KDDI Engineer & Designer -2】

Last updated at Posted at 2024-12-08

1日目にも登録していた「KDDI Engineer & Designer Advent Calendar 2024」で、 まだ空きがあるようだったので 15日目に登録してみました(記事は先に公開してしまいました) カレンダー2つ目ができたようなので、9日の記事として登録しました!

ちなみに、1日目は以下の記事を書きました。

はじめに

2019年の 4月に「ANYCUBIC MEGA-S」という 3Dプリンタを買って以来、5年半ぶりくらいに自宅用に買った 3Dプリンタ「Bambu Lab A1 mini」に関する話です。

以下の写真の、左側のほうです。

ポチったのは以下のポストをしていた 11月16日だったのですが、届いたのは記事執筆時の 12/8 でした。

以前使っていた機種

ちなみに、2019年に買った「ANYCUBIC MEGA-S」のほうは約3万6千円で、今回買った「Bambu Lab A1 mini」は上記のポストにあるように、約2万8千円でした。

image.png

今回買った「Bambu Lab A1 mini」

今回買った「Bambu Lab A1 mini」について少し触れておきます。

発売元は「Bambu Lab」で、複数出ている 3Dプリンタのうちの 1つです。

●Shop 3Dプリンター at Bambu Lab ストア | Bambu Lab ストア
 https://jp.store.bambulab.com/collections/3d-printer?

製品一覧の 3Dプリンタのページは以下です。

image.png

単体版

ここをたどると、以下の自分が買った単体版も出てきます。

image.png

多色での出力

ちなみに追加の部品を使うかセット版で購入すると、以下のような多色の出力ができます。

image.png

以下のような記事を見ると、追加で買いたくなってしまう...w

●AMSはいいぞって話[Bambu Lab]|ysk
https://note.com/ysk1025/n/n244a918fb649

多色での出力の事例

最近、多色で出力されたものをよく見かけるようになった気がします。

上記の機種を使っているとは限らないですが、例えば自分が作品出展で訪れた大垣のミニメーカーフェアでも、多色で出力されたものがありました。

AMS というものを追加で買えば、自分の今の機種も対応できるのですが、かなりの価格のもので悩ましいところです(活用しきれるかも悩ましく)。

image.png

自分の機種だと、以下になりそうでしょうか。

●Bambu Lab AMS lite - 自動素材供給システム | Bambu Lab ストア
 https://jp.store.bambulab.com/products/ams-lite

ひとまず、こちらは様子見しようと思います。

【追記】 ⇒ 様子見する時間、短かった...

image.png

【追記2】 ⇒ そして届いた
image.png

テスト印刷をやってみて

まず、「組み立て ⇒ セットアップ ⇒ テスト出力」をやってみての感想を書いてみます。

5年半ぶりに新しい機種を買ったので、いろいろ簡単化されてたり良くなっている部分が多かったです。例えば、いくつか以下に書いてみます。

組み立て

まず、組み立てがすごく簡単でした。

以下は、箱から取り出して緩衝材を除いたくらいの状態です。

以前のものは、バラバラのパーツを組み立てる必要があったのですが、今回は結束バンドやネジ止めで固定されたパーツがつけられており、組み立てが必要だった部分はわずかでした。

キャリブレーション

キャリブレーションも自動化されて、手間なくできるようになっていました。

パーツを駆動させて、なんども往復するような動きなどをする中で特性を測定していたり、本体を振動させた振動特性の測定も行われていました。

フィラメントのロード

フィラメントのロードも以前のものより簡単でした。

フィラメントをうまく引き込めているかなどチェックが入ったり、とりあえず奥までフィラメントを差し込んでスイッチを押せば、あとは買ってに良い感じになる、という流れでした。

また、ある程度フィラメントを出して、流量のキャリブレーションも自動で行われたりしていました。

情報ページへの誘導

本体のディスプレイ上に、Web上の情報へ誘導する QRコードが出たりもしていました。

image.png

上記で出ていた QRコードは、以下へのリンクでした。

●Guide on how to lubricate the A1 mini Y-axis guide rail | Bambu Lab Wiki
 https://wiki.bambulab.com/en/a1-mini/maintenance/lubricate-y-axis

出力スピード・精度

これは、長期間買い換えをしてなかったので、今回買ったもの以外でも同様になると思われる差ですが、出力のスピード・精度が格段に良くなっていました。

あと、プレート左奥のほうにあるノズルのクリーニング用の部分もあったり、便利な機能が色々追加されている感があります。

スマホアプリ連携

自分が最初に買った機種についてなかった、スマホアプリ連係も便利です。

Bambu Handy

アプリは iPhone用・Android用の両方があり、以下から入手できます。

●ソフトウェア アプリ - Bambu Lab
 https://bambulab.com/ja-jp/download/app

image.png

以下は出力途中の状態を、プリンタについているディスプレイを見ずとも、スマホアプリから確認できるという画面です。

image.png

アプリ上でモデルを見る

また、アプリ上/Web上で共有されているモデルを見ることもできるようです。
そして、使い始めのところだったため、「Beginner's Must Prints」という公式アカウントと思われるものをオススメされました。

image.png

まずはここで見つけたものを出力してみる、というのも楽しそうです。

関連するアプリ・ソフト

上記ではプリンタセットアップ時に使えるよう既に準備されているデータがあって、それを使っていました。

自分が作った 3Dモデルのデータを出力しようとすると、スライサーと言われるようなソフトが必要です。

BambuStudio

そのために「Bambu Studio」というソフトが、Windows/Mac/Linux向けに用意されているようです。

●ソフトウェア Studio - Bambu Lab
 https://bambulab.com/ja-jp/download/studio

image.png

Mac版のアプリを起動して、初期セットアップを終えた状態はこんな感じです。

image.png

公式以外のスライサー

公式以外のスライサーも使えるようです。
しかし、「公式のスライサーでないと、一部使えない機能がある」といったような記載もありました。

特に何か他を使いたい理由がなければ、公式のものを使うのが良さそうかもしれません。

なお、自分が前の機種を使っていた時は、UltiMaker Curaを使っていました。

●Ultimaker/Cura: 3D printer / slicing GUI built on top of the Uranium framework
 https://github.com/Ultimaker/Cura

フィラメント

購入した本体には、サンプル的なフィラメントしかないため、フィラメントの購入が必要です。

公式のオススメ

公式ページには、以下の「Bambu フィラメントおすすめ一覧」というページがあるようです。

●Shop Bambu フィラメント at Bambu Lab ストア | Bambu Lab ストア
 https://jp.store.bambulab.com/collections/bambu-lab-3d-printer-filament

image.png

ざっと見て、このあたりは気になりました(※ 自分が好きな色は青系)。

●PLA シルク・デュアルカラー ブルーハワイ(ブルー・グリーン) / スプール付き / 1 kg | Bambu Lab ストア
 https://jp.store.bambulab.com/products/pla-silk-dual-color?variant=47831657087268

image.png

●PLA シルク ブルー (13601) / スプール付き / 1 kg | Bambu Lab ストア
 https://jp.store.bambulab.com/products/pla-silk?variant=45284452303140

image.png

また選び方ガイド、というページもあるようでした。

●適切なフィラメントを選びましょう - Bambu フィラメント 選びガイド
 https://bambulab.com/ja-jp/filament-guide

image.png

個人的には、公式以外のものも探してみたいところです。

公式以外の情報

以下の適当なキーワードで検索してみました。

●bambu lab フィラメント おすすめ - Google 検索
 https://www.google.com/search?q=bambu+lab+%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88+%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81

そうすると、例えば以下のページなどが出てきました。

●【24年】3DプリンターPLAフィラメントおすすめ比較ランキング19選|5千円以下 – SMOOOTH
 https://smoooth-3d.jp/blogs/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/3d-printer-pla-filament-rank

こういった情報も見つつ、公式以外も試してみたいところです。

【2024/12/13追記】さらに出力してみたもの

久しぶりに 3Dプリンタを買い換えた話を SNS などに投稿していたところ、ばらばらな場所で複数の方から「これを出力してみると良いですよ」「良かったら 3Dモデルを公開してるので出力してみてください」などといった話をいただきました!

今回、本体と同時にフィラメントを購入しておらず、本体付属のサンプル的な量のフィラメントしかなかったため、比較的、少量のフィラメントで出力できそうなものを選んで出力してみました。

季節物

個人の活動(子ども向けプログラミングサポートなどをやっている CoderDojo関連)つながりな方が、季節物のこちらを出力していて、この時期に良さそうに思いました。

自分が買っていて到着待ちのフィラメント 4種はちょうど良い色がないため、緑・赤あたりを買い足してしまいそうw

【2024/12/13追記】便利と感じた機能

最初のお試しでは使ってなく、その後、上記のものを出力するのに使った機能が良かったのでメモです。

こちらは、PC のソフトから出力用データを送り、そして出力中の様子を見られるものです。

寝室にしている部屋に 3Dプリンタを置き、リビングなどがある部屋でいることが多いという自分の環境では、とても便利に活用できそうです。

その他(未分類)

以下は、未分類でメモ的な情報を書いたものです。

フィラメントドライヤー関連

●【最新】フィラメントドライヤー徹底レビューEIBOS,Creality,Polymaker,SUNLU - Kakeru note
https://kakeru-cobo.com/filament-dryer/

A1 mini の情報がいろいろ

●Bambu Lab A1 mini 導入戸惑いポイント|yagi
https://note.com/astro3dp/n/n54fbc8c51203

シルクフィラメントの光沢について

●シルクフィラメントの光沢の違い|ぼよん
 https://note.com/boyon/n/nd5a60a3285c1

特定のフィラメントとノズルの話

●Bambu Labカーボンフィラメントを使うと、想像以上にキレイになる【徹底検証】│3Dプリンター IT CUBE
 https://tenagle.com/bambucarbon/

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