はじめに
Python のパッケージ管理などを行える「uv: Unified Python packaging」に関する話です。
●Astral: Next-gen Python tooling
https://astral.sh/
uv を使ったクイックスタートなどをよく見かけていたものの、長い間、導入しないままだったのですが、ここ最近になって使い始めました。
今回試そうと思ったきっかけ
今回、uv を導入してみようと思ったきっかけを書いてみます。
以下を試してみようとした時に、過去に何度か見かけていた uv が出てきていて、そろそろ導入してみようかと思ったのがきっかけでした。
●openai-agents-python/examples/mcp/filesystem_example at main · openai/openai-agents-python
https://github.com/openai/openai-agents-python/tree/main/examples/mcp/filesystem_example
手順に uv を使っている記事
そして、上記を含んだお試しについては、以下の記事を書いています。
●MCP を OpenAI Agents SDK で軽く試してみた時のメモ: OpenAI の SDK で エージェント + MCP - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/13f5038ef45ce6763926
uv の公式リポジトリ
以下の uv公式のリポジトリに書かれた情報を見てみます。
●astral-sh/uv: An extremely fast Python package and project manager, written in Rust.
https://github.com/astral-sh/uv
ハイライト
公式ページの「ハイライト」の部分に書かれた内容を見てみます。
uv を導入していく
インストール方法
インストール方法に関して、公式の GitHub のリポジトリでは以下が掲載されています。
さらに、その部分の下部にリンクが掲載されている公式ドキュメントのほうへ移動してみると、例えば以下の画像で貼り付けた部分などのように、上記と別のインストール方法も示されています。
●Installation | uv
https://docs.astral.sh/uv/getting-started/installation/
自分の環境での導入方法の一例
自分の環境(Mac・Windows)では、以下を使って導入してみました。
- Mac
-
Homebrew: uv
- コマンド:
brew install uv
- コマンド:
-
Homebrew: uv
- Windows
-
WinGet: uv
- コマンド:
winget install --id=astral-sh.uv -e
- コマンド:
-
WinGet: uv
なお、バイナリからインストールした場合は uv self update
で uv をアップデートできますが、上記のようなパッケージ管理マネージャーを使った場合は、uv でのアップデートコマンドは利用できないようです(コマンドを実行した際に、パッケージ管理マネージャーを使ってアップデートするように促されます)。
インストール実行
「uv をインストールしてから、その後に正常にインストールされたかを確認するために、バージョン情報を表示させる」というのを試してみて終わりにします。
Mac
以下は、Mac で uv をインストールした後に、バージョン情報を表示させた時の様子です。
Windows
以下は、Windows で uv をインストールした後に、バージョン情報を表示させた時の様子です。
おわりに
Python のパッケージ管理などが行える uv を今さらながら使い始めてみました。
便利な機能がいろいろありそうなので、そのあたりも今後見ていければと思っています。
他の関連情報
●uv の使い方|npaka
https://note.com/npaka/n/n44c54312fb04
●Pythonの環境をuvへ移行する方法
https://zenn.dev/karaage0703/articles/029b45ff78bc57
●さらなる進化を遂げた「uv」の新機能 | gihyo.jp
https://gihyo.jp/article/2024/09/monthly-python-2409