何に関する記事?
↓こちらの動画の内容に関する話です。
OctStudio というスマホ等で使えるアプリ(※ ビジュアルプログラミングを使った開発と処理の実行ができるアプリ)で、「Androidスマホの画面に配置した⭐️をタップすると、隣にある iPhone の画面上のキャラがジャンプして、そして iPhone が振動する」という、簡単なデバイス間連携の処理を試した話です。
OctStudio とは?
今回の記事に登場する「OctoStudio」は、MITメディアラボ の Lifelong Kindergarten が開発したアプリです。Lifelong Kindergarten は、よく教育分野などで使われている、ビジュアルプログラミングが行える Scratch の提供元でもあります。
OctStudio はスマホやタブレットでビジュアルプログラミングを使った開発・処理の実行が、とても手軽に行えます。OctStudio に関して、スマホのセンサーやアクチュエーターなど、スマホ内蔵の仕組みを扱えるのが良いな、と個人的には感じています。
自分は、所有している iPhone・iPad・Androidスマホにインストールしています。
公式ページ
OctoStudio の公式ページは👇こちらです。
今回扱った仕組み
今回扱ったのは、その中の「異なるデバイス間でやりとりができるブロック」です。
つい先ほど、公式の X でのポスト(以下)を見て、それを知りました。
どうやら「"ビーム" ブロック」という名前のようです。
ポストされていた動画では、3台のスマホを連携させている例も紹介されていました。
利用したブロック
今回、Androidスマホ側(送り側)と iPhone側(受け側)で使ったブロックは、それぞれ以下となります。
どんな通信を使っている?
上で紹介した公式のポストでも書かれているように、端末間の通信では Bluetooth が利用されているようです。
おわりに
今回、OctoStudio を使ったスマホ間のデバイス連携を試しました。
今回の内容は動作確認的な、軽いお試しでしたが、今後も 3台以上の連携や今回と違った処理を扱うものなど、試していければと思います。
公式のサンプル動画
OctoStudio を使った作例について、公式の YouTubeチャンネルにサンプル動画が複数アップされているので、そちらもぜひ見てみてください。
https://www.youtube.com/@OctoStudioApp/videos