この記事は 12/30 に執筆して、後から 「micro:bit Advent Calendar 2019 - Qiita」の 17日目 へと登録した記事です。
今年のアドベントカレンダー用に書いた記事の 28記事目で、micro:bit Advent Calendar に登録した記事としては 9記事目になります。
はじめに
買っていたけれど眠らせてしまっていた、というものの 1つ。
マイコンボードでスマホ画面上のタッチ操作ができるものです。
●リード線付リレータッチボード(ドライバ有り) - スイッチサイエンス
https://www.switch-science.com/catalog/3930/
この製品に関する下記のツイートを、以前、タイムラインで見かけたのを思い出し、試してみました。
#microbit と #relayTouchBoard でお手軽チートマシン。リレータッチボードの定格は5Vですが3Vでも動作しました。 https://t.co/kEMn4mk5cd pic.twitter.com/B1WtNKLHsz
— アベ先生 (CV: 阿部和広) (@abee2) May 2, 2018
試した内容
物理的な構成
接続は以下のとおりです。
- リレータッチボードの「5V」 --- micro:bit の「端子 3V」
- リレータッチボードの「GND」 --- micro:bit の「端子 GND」
- リレータッチボードの「EN」 --- micro:bit の「端子 P0」
そして、このリレータッチボードを輪ゴムでスマホ(Pixel 3)に固定し、まずはシングルタップを試しました。
(リレータッチボードの「EN端子を HIGH/LOW」にすると、「リレーが ON/OFF = 画面に触れた状態/触れていない状態」となる仕様です)
実家に持ち帰ったものと、実家にあるもので試しているので、輪ゴムで固定とかいう雑な構成ですが(笑)、
— you (@youtoy) December 30, 2019
とりあえず、micro:bit からスマホのタップ操作を行えた。 https://t.co/xl6gvFT22F pic.twitter.com/RE7QMlEuob
プログラムの詳細
プログラムは色々とお試しをした後、最終的に以下にしました。
micro:bit のボタンを押すと、特定のタップ操作 3種が行われる形です。
- Aボタン押下 ⇒ シングルタップ
- Bボタン押下 ⇒ ダブルタップ
- A+Bボタン押下 ⇒ ロングタップ
実際の挙動
最終的に、以下の挙動で動作確認ができました。
- ロングタップ ⇒ ホーム画面のアプリアイコンの長押しメニューの呼び出し
- シングルタップ ⇒ ホーム画面からのアプリ起動
- ダブルタップ ⇒ 地図アプリでの拡大操作
micro:bit とリレータッチボードで、
— you (@youtoy) December 30, 2019
スマホ画面上でのロングタップ、シングルタップ、ダブルタップの3つを試した時の様子。 pic.twitter.com/p5VnEmcFlD
おわりに
micro:bit に限らず、電源供給をしつつデジタル出力の ON/OFF の制御ができれば利用可能なものなので、他のデバイスでの利用など使いどころがいろいろありそうです。