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M5Stamp Pico のお試しを UIFlow でやってみる

Last updated at Posted at 2021-08-21

今回の記事は「M5Stamp Pico DIY Kit」を入手できたので、早速 UIFlow を使って試してみた、というものです。

試した結果は、以下のツイートの動画の通りです。

電源・ファームウェア等の書き込みについて

今回試した M5Stamp Pico は、従来の M5Stackシリーズを扱う際に自分がよく行っていた「USB からの給電・データの書き込み」を行うことができません。

ただし、USB による給電やデータ書き込みを行う方法がないわけではなく、今回購入した DIY Kit に含まれている「ESP32-DOWNLOADER」等といったような別のパーツを用いて、デバイスへの給電やデータ書き込みを行うことができます。
ESP32-DOWNLOADER

ESP32-DOWNLOADER と M5Stamp Pico の接続は以下のように行えます。

この接続方法については、公式のドキュメント内で以下のような図・写真で示されていたりします。
m5-docs.jpg

ちなみに、ESP32-DOWNLOADER と PC との接続部分は USB Type-C になります。

UIFlow で利用するためのファームウェアを書き込む

USB による給電・データ書き込みの方法が分かったところで、ファームウェアの書き込みを進めていきます。

この記事の執筆時点では、Windows版の M5Burner を最新バージョンにアップデートすると、以下のように 「左側のメニューの STAMP」 ⇒ 「UIFlow_PICO」 とたどることで M5Stamp Pico用のファームウェアの書き込みのメニューにたどり着くことができます。

ここで最新のファームウェアをダウンロードして、M5Stamp Pico に書き込みます。
その後、UIFlow からデバイスにオンラインで接続可能な状態になるので、そうしたらブラウザ上の UIFlow でプログラムを作っていきます。

UIFlow でプログラムを作る

UIFlow上のデバイス選択で M5Stamp Pico を選択し、APIキーを入力して、UIFlow と M5Stamp Pico が接続された状態になるようにします。

APIキーについては公式ドキュメント上で以下のような記載がありますが、自分はパッケージ内にキーが記載されたものが同梱されていて、それを利用できました。
APIキーの確認方法.jpg

ここまでくれば、あとはプログラムを作るだけです。
既にデバイス上にあるものだけで処理を完結させたかったので、ボタンとフルカラーLED を使うプログラムにしています。
試しに作ったプログラム.jpg

これで、冒頭に掲載していた動画の内容が実現できます。

おわりに

今回、M5Stamp Pico DIY Kit が届いたので、早速 UIFlow を使って簡単なプログラムを動かしてみるということをやりました。

今後の活用については、別途、考えていければと思います。

追記

この記事の中では、M5Burner は Windows版を使っていたのですが、Mac版でも 2021/8/25現在でメニュー左の CORE を選ぶと、その中に UIFlow_PICO があって書き込みが行えます。

この記事を書いたタイミングでは、Mac版だとこれが表示されていない状況になっていたため、Windows版を使ってました。
そのちょっと前は、Mac版でメニュー左の CORE を選んだ中に、UIFlow_PICO が一度出てきていた、という状態もあったのですが...(Windows版のアップデートが行われた時、表示メニューの構成が変わって、その影響を受けていたのでは?、と思われる挙動)

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