はじめに
この記事は、「toio Advent Calendar 2022」の 3日目の記事です。
この記事の内容
この記事では、100円ショップのアイテムと toio を組み合わせた事例を、一つ取り上げて紹介します。
ダイソーのマスコットキーホルダーやセリアのハロウィングッズを toio で走らせる話
動作している様子など
具体的には、以下の動画に出てくるものの話です。
●【ヒーローズ・リーグ2022】100円ショップのアイテムを toio で手軽に動かす! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ewRDIYSTzlE
補足などは、ProtoPedia というサイトに記載しています。
- toio と toio Do でマスコットキーホルダーを手軽に走らせる | ProtoPedia
- toio + toioDo を使ってセリアで買ったハロウィングッズのカボチャ・お化けを走らせてみる | ProtoPedia
その中からポイントだけ抜き出してみます。
材料を手に入れる
材料として使ったものを買った時のツイートを掲載して、材料の外観を示します。
いろいろ関係ないグッズもうつりこんでますが、購入後の状態はこのような感じです。
買ってきたアイテムを加工する
今回の材料となる 100円ショップのアイテムを、toio と組み合わせられるように加工します。
この時、真似してやってみたいという方がいた時に、それが簡単になるようにしたいという思いがあり、できるだけ簡素で手間のかからないやり方を採用しました。ただ単に、買ってきたものの底の面に、toio がはまり込むための穴をあけて、中の綿をある程度取り出してやるだけ、なのですが。
動作している時の様子
この後、動作している様子を掲載して、その動作を実現しているプログラムを掲載します。
toio Do で少ないブロックで動かす
以下は、できるだけブロックのプログラムを簡素化して、でもそれなりの動きをさせようとしてみたものが、動作している様子の動画です。
●#toio + #toioDo でダイソーのマスコットキーホルダーを走らせてみる - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Dy5MWEhg6qQ
●#toio + #toioDo でダイソーのマスコットキーホルダーを 2台同時に走らせてみる - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xBOHKzQMZyc
●#toio + #toioDo を使いセリアで買ったハロウィングッズのカボチャ・お化けを 2台同時に走らせてみる - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jo51AkRB8z0
上記で使ったプログラムは、以下の通りです。かなり利用したブロックの数が少ないです。
1台を走らせるのにブロック 6個を使う、という感じです。そのうち半分は乱数を発生させるブロックになります。
toio Do で使うブロックを増やして実装したもの
今度は、動きを少し複雑にするため、toio Do で利用するブロックを増やしたものが、動作している様子の動画です。
●#toio + #toioDo でダイソーのマスコットキーホルダーを 2台同時に走らせてみる 〜その2〜 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xMVg1oTv6bI
この時に作ったブロックのプログラムは、以下のとおりです。先ほどより、かなりブロックの数が増えました。
このプログラムの所在が行方不明になっている関係で、斜めで粗い画像しか掲載できずすみません。
また、時間がとれた時に、これと同じものを組み直して、解説などできればと思います。
【別の事例】 ダイソーのマスコットキーホルダーとおもちゃの刀を組み合わせた話
また、今回の本題(100円ショップのアイテムを走らせる話)とはずれますが、上で用いていたマスコットキーホルダーと、ダイソーのおもちゃの刀を組みあわせたものも試作しました。
以下は、とあるコンテスト用に作ったもので、時間の関係で中途半端になっている部分があるのですが、思い描いていたコンセプト(※ キャラクターに魔法のカードをかざすと、刀に魔法の力が宿る、みたいなイメージのものを作りたかった)のもとになる部分は実装できていたものでした。
●ダイソーのマスコットキーホルダーとおもちゃの刀の組み合わせ:刀を光らせる (デバイス: M5Stack の ATOM Lite と toio、実装環境: ビジュアルプログラミングの UIFlow) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6nrRdsRALZM
●ダイソーのおもちゃの刀を光らせる色を toio を使って決める(デバイス: M5Stack の ATOM Lite、実装環境: ビジュアルプログラミングの UIFlow) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eeQqbd5kuuI
仕組みなどについてご興味がある方は、以下のページに記載された情報などをご覧ください。
●自分で操作しておもちゃの刀を光らせる(デバイス:toio・ATOM Lite、実装:UIFlow) | ProtoPedia
https://protopedia.net/prototype/3317
おわりに
最初は、全然違う目的での買い物をしていて、ふと目にとまったマスコットキーホルダーを買ったことから始まった上記の内容。
100円ショップのアイテムは、まだまだたくさんあって見きれてないものもあり、同じような流れで楽しい作品を作ることができるかもしれません。
そういった試行錯誤を、引き続き、続けていこうと思っています。