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toioAdvent Calendar 2024

Day 9

2024年の展示イベントで見た toio が使われている作品の一部:利用されている技術【toio】

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この記事は、「toio Advent Calendar 2024」の 9日目の記事です。

はじめに

2024年も、見に行く側としても出展する側としても、様々な展示イベントを見に行きました。

その際、自分もよく使っている「toio」が使われた楽しい作品が数多くありました。

toio が使われた作品の話

展示イベントで見た作品の写真や動画を、ちょこちょこポストしているので、それを利用して toio が使われた作品の話・そこで使われている技術の話を書いてみようと思います。

たくさん見ているので、いくつかをピックアップして紹介してみます。

具体的な作品の話

検索する

上記のとおり、展示イベントで見た作品の写真や動画はポストしていることが多いので、自分のポストに対するキーワード検索で、対象をいくつかピックアップしてみます。

● toio 作品 from:youtoy - 検索 / X
 https://x.com/search?q=toio%20%E4%BD%9C%E5%93%81%20from%3Ayoutoy&src=typed_query&f=live

● #toio from:youtoy - 検索 / X
 https://x.com/search?q=%23toio%20%20from%3Ayoutoy&src=typed_query&f=live

作品1: 東京大学制作展での展示作品

1つは、よく見にいっている東京大学制作展で展示された作品の話です。

ぱっと見では toio が使われているように見えないですが、水槽の下で toio が動いています。

この展示ブースについてすぐ、上記のポストに書いているとおり「もしかして、X でよく toio の作品などポストされてる方ではないですか?」という話とともに、「この作品も toio を使ってるんですよ!」という話を聞きました。

それで、「場所的に水槽の下かな?」と思ってのぞき込んだりしました。

構成は、toio の上に磁石がついていて、それが水槽の底をはさんで中側にある「水槽用ポンプ+金属」を動かしているような形です。toio は専用マットの上にある形で、そのマットとの組み合わせで使える絶対位置座標を動きの制御に利用しています。

大小いろいろな泡を発生させる

個人的に興味深かったのは、水槽用ポンプを使って泡を発生させている部分です。

image.png

上記のとおり、泡ができ始めると液面が下がり、それにより発生する泡の大きさが変わるという仕組みになっているようです。

物理現象により自然と発生する泡の大きさの変化、というところに、個人的に強い興味を惹かれました。

作品2: メーカーフェア東京での展示作品

上記の作者の方も知っていたようですが、上記の作品展の前に開催されたメーカーフェア東京で、toio を床の下にあたる位置で動かす作品が出ていました。

上記の動画の後半を見ると分かるとおり、複数の toio によって台の上の物が動かされています。

生き物のような感じ

見せ方など含め、個人的にとても興味深かった作品でした。

トンネルのようなものができ、そこを動いていく感じが、きっちり制御されてる感が良い意味で薄まっているような、生き物のような動きを感じました。

またゆるい動きが発生する、やわらかな紙工作で作ったような台上の物の形状も、上記の動きに合った素敵な構成だと感じました(そのあたりの見え方は、やはり工夫して作られたそうです)。

作品3: メーカーフェア東京での展示作品

こちらも、メーカーフェア東京で展示されていた作品です。

以下のポストは、その前段階でのもです。

自分がよく活用している太鼓の達人用コントローラーを、即時購入したきっかけのポストでもあります。

image.png

太鼓の達人用コントローラーは、PC ではなく M5Stack社のデバイスにつながっていて、その M5Stack社のデバイスから BLE で toio を制御、という構成のようです。

コンパクトな構成で、さすが!、という感じです。

image.png

自分で活用している事例

上記のきっかけで入手した太鼓の達人用コントローラーですが、非常に使い勝手が良いです。

子どもから大人まで、太鼓を叩くという入力方法は見た目からも分かりやすく、そして「感触や音を含めて楽しい」というのもあるようです。

おわりに

自分もよく使っている toio ですが、他の方の作品を見るとその使われ方が様々で、使われている仕組み・アイデアに驚かされたりと楽しいです!

他にも 2024年に見た作品がたくさんあるので、別の記事で紹介できればと思います。

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