はじめに
こちらは、完走賞ゲットのため小ネタを毎日投稿しようとチャレンジする Advent Calendar 2022 の 4日目の記事です。
(4日目は、この記事と別に Adventar のカレンダー用の記事も 1つ書いた ⇒ 漫画で使われるエフェクトの「集中線」を Scratch で作って CoderDojo の活動でデモした時のちょっとした気づき - Qiita)
今月1日の夜から話題になり、2日目に記事担当となっていたアドベントカレンダーで急遽取り扱ってみた OpenAI の ChatGPT(あと、「寝坊して会社に遅刻した時の言い訳を考えてもらって、倫理観を問われたりもした 笑」)。
●【KDDI Engineer&Designer】AI にブラウザ用の JavaScript のプログラムをいくつか作ってもらった話 ⇒ OpenAI の ChatGPT で生成されたプログラムの解析も少々 - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/8eacb1af28ac18301b74
Qiita の中でも、ChatGPT のタグがついた記事が増えてきています。
そして、そういった盛り上がりを見て、「もう少し使ってみて記事にしたいな」という思いが強くなっています。そこで、また JavaScript を事例にして、お試しをしてみることにします。
試す内容: JavaScript の特定の技術仕様を教えてもらう
ChatGPT について今月書いた記事では、ソースコードの生成を試していました。
今度はそれと少し違った内容を試せればと思います。具体的には、JavaScript の特定の技術仕様について質問してみて、情報をもらうということを試してみます。
「オプショナルチェーン / オプショナルチェイニング」について聞いてみる
以前、Qiita の記事にもしたことがあり、また『「あの ? と . を使うやつ」と思い浮かぶものの名前はなんだっけ?』となったことがある「オプショナルチェーン」について質問をしてみます。
●JavaScript で「?.」という書き方をする Optional chaining(オプショナルチェーン / オプショナルチェイニング)についての自分用メモ - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/ff5da7b32596669fa840
まず、質問と得られた回答を掲載してみます。
具体的まであげた形で、きちんとした回答が返ってきました。
ECMAScript 2022(ES2022)で追加された仕様について聞いてみる:「at()」
次は新しい仕様について答えられるかを試してみようと思い、ECMAScript 2022(ES2022) で追加された仕様の「at()」について質問してみました。
だけど、意図した感じの回答ではない...
代替案を提示してくれているのが面白いな、と思いました。
#OpenAI の #ChatGPT に JavaScript の仕様について質問する話、今度は ECMAScript 2022(ES2022)で追加された at() について聞いてみる。
— you (@youtoy) December 3, 2022
ちょっと意図しない回答だけど、質問の仕方を変えると得られる回答も変わるかな? pic.twitter.com/xDMCo79QnK
そして、少し聞き方を修正してみました(※ 「メソッド」というキーワードを足してみた)。
やはり、代替案の提示が返ってくるのですが、先ほどと違う実装を提示された!
さらにしつこく聞いてみてもダメだった...
https://t.co/6SBIpDzQyR() という言い方に変えて、しつこく聞いてみたけど、やっぱり代替案を提示されるw#OpenAI #ChatGPT pic.twitter.com/LKi141jiNk
— you (@youtoy) December 3, 2022
ECMAScript 2022(ES2022)について聞いてみる
上記の流れがあったので、そもそも「ECMAScript 2022(ES2022)」について聞いてみたらどうなるのだろう?、と思って試しました。
JavaScript の規格としてある、というのは出てきたけど、これ合ってるのかな?
ちなみに、「ECMAScript 2022の at() について教えて」という聞き方も試してみました。
明確に ECMAScript 2022の at() と聞いてもダメだった...
じゃあ「ECMAScript 2022の at() について教えて」という聞き方でどうかな、と試した#OpenAI #ChatGPT pic.twitter.com/F1zBPFACmu
— you (@youtoy) December 3, 2022
おわりに
OpenAI の ChatGPT を試すのが楽しくなってきて、またそれを試したり、記事を書いてみたりしました。
前回の記事を書いた時も思いましたが、望ましい回答が来ないこともあるものの、うまい使い方ができれば自分が行う作業を効率化できたりするかな、と思ったりしました。