この記事は、「IoTLT Advent Calendar 2024」の 2日目の記事です。
はじめに
この記事では、2024年に IoTLT(スピンオフ含む)で発表した内容を振り返ってみようと思います。
2024年の IoTLT(スピンオフ含む)での発表
今年は、年度明けから諸事情により平日が動きづらくなったため、年間での登壇回数は過去よりも少なめでした(※ 1回は動画登壇にさせていただいた時も)。
振り返ってみると、合計 4回の登壇になるようでした。
登壇1)ビジュアルプログラミングIoTLT vol.16
今年最初の IoTLT(スピンオフ含む)の登壇は、田中正吾さんと共同主催しているビジュアルプログラミング IoTLT の vol.16 でした。
登壇スライドは下記で、内容は M5Stack のビジュアルプログラミング環境の UIFlow、その新しいほうのバージョン 2系で IoT ができる通信の1つ「HTTPリクエスト」を試した話でした。
●UIFlow 2.0 と ATOMS3 の組み合わせで LINE通知を試す / ビジュアルプログラミングIoTLT vol.16 - Speaker Deck
https://speakerdeck.com/you/biziyuarupuroguraminguiotlt-vol-dot-16
UIFlow の 1系で HTTPリクエストはよく扱っていたのもあり、ブロックのプログラムを組む部分はそれほど迷うことなく進められました。
しかし当時はバグと思われる挙動で、MicroPython に変換したコードを少しいじらないと Line Notify 用の HTTPリクエストがうまく行えないというのがあったりもしました(その後、こちらの問題は解消されていたようです)。
デモ動画
登壇で紹介したデモ動画は以下になります。
登壇2)IoTLT vol108
次は IoTLT の vol108 です。
内容はまた UIFlow の 2系の話で、上記とは別の IoT ができる通信の1つ「MQTT」を扱う話でした。
●UIFlow 2.0 で MQTT をやってみた! / IoTLT vol.108 - Speaker Deck
https://speakerdeck.com/you/iotlt-vol-dot-108
この MQTT の話も、UIFlow の 1系でよく扱っていた内容です。
(その他、よく Node.js・ブラウザ上での JavaScript の処理でもよく使っています)
MQTT通信の仲介役、MQTTブローカーとの通信は自宅のローカルのネットワークを介して行う形でした。MQTTブローカーは、これも以前からよく使っている shiftr.io のデスクトップ版アプリを使っています。
デモ動画
登壇で紹介したデモ動画は以下になります。
インターネットに出ない、自宅のローカルネットワーク内での通信なので、とても高速な通信が行えています。
登壇3)IoTLT vol109
次は IoTLT の vol100 で、この時はブラウザの WebHID API の話です。
ゲームパッド/ゲームコントローラーで単純なボタン押下などを扱う場合は Gamepad API を使ってもできます。しかしこの時は、Joy-Con・DUALSHOCK 4 の内蔵センサーを扱いたくて、その場合は Gamepad API では扱えないため、WebHID API を使う形をとりました。
●WebHID API で Joy-Con・DUALSHOCK 4 のセンサーをブラウザから利用する / IoTLT vol.109 - Speaker Deck
https://speakerdeck.com/you/iotlt-vol-dot-109
内容は、ブラウザの WebHID API と Joy-Con、または DUALSHOCK 4 を組み合わせて、それらのセンサーを利用するという内容でした。
デモ動画1
登壇で紹介したデモ動画は 2つありました。1つは以下になります。
こちらは、WebHID API と DUALSHOCK 4、それと toio を組み合わせたものになります。
DUALSHOCK 4 の傾きと、toio のモーター制御を連動させた形です。
デモ動画2
登壇で紹介したデモ動画の 2つ目は以下になります。
こちらは、WebHID API と Joy-Con、micro:bit(+フルカラーLEDテープ)を組み合わせたものになります。
ここでは Joy-Con の傾きと、micro:bit に接続したフルカラーLEDテープの点灯の制御を連動させた形です。
登壇4)IoTLT vol114
次は IoTLT の vol114 です。
IoTLT では 2回目の屋形船開催
この回は、屋形船の上で開催された時でした。
ちなみにこの1年前、2023年が初の屋形船開催の時でした。
↓
発表資料
この時の発表は、Blynk と Raspberry Pi Pico W を組み合わせて、上でも登場していた MQTT・HTTPリクエストを扱うというものでした。
●Blynk と Raspberry Pi Pico W で IoT 〜 MQTT・HTTPリクエストの組み合わせも 〜 / IoTLT vol.114 - Speaker Deck
https://speakerdeck.com/you/iotlt-vol-114
ここで扱った Blynk は、2019年に見かけて気になって X でポスト(Twitter でツイート)していたのですが、実際に触り始めたのはこの時の前で、5年くらい寝かせてしまっていた題材でした。
デモ動画
発表で紹介したデモ動画は、以下のものです。
まとめ
2024年の自分の IoTLT (スピンオフ含む)での発表をざっくりとですが振り返ってみました。
わりと毎回、とりあえず試してみたという感じの、最小限のデモ動画を撮ったものを紹介している形となりました。
今も IoT に関わるデバイス・技術・サービスを触っている状況なので、また今後も IoTLT での LT登壇、そしてスピンオフのビジュアルプログラミングIoTLT の共同主催を行っていければと思います。
次回のビジュアルプログラミングIoTLT
共同主催をしている ビジュアルプログラミングIoTLT の次の開催は、1月後半の予定です。
(既に日付は決まっていて、近日お知らせできればと思います)
その他: 共同主催したイベント
以下、2024年に共同主催したビジュアルプログラミングIoTLT も、イベントページ・アーカイブ動画を掲載してみます。
当初、そこで発表いただいた内容の振り返りもしてみようと思ったのですが、まとめるのに時間を要する感じだったので、また別途機会があった時にやれたらと思います。
ビジュアルプログラミングIoTLT vol.16
●ビジュアルプログラミングIoTLT vol.16 - connpass
https://iotlt.connpass.com/event/305419/
ビジュアルプログラミングIoTLT vol.17
●ビジュアルプログラミングIoTLT vol.17 - connpass
https://iotlt.connpass.com/event/316732/
ビジュアルプログラミングIoTLT vol.18 ※「IoTLT vol115@ビットキー」との合同開催
※ 「IoTLT vol115@ビットキー」との合同開催で、アーカイブ動画は「IoTLT vol115」としてアップされています
●ビジュアルプログラミングIoTLT vol.18 - connpass
https://iotlt.connpass.com/event/325708/
2024年中は 3回の開催でした。