この記事は、「Visual Studio Code Advent Calendar 2024」の 12日目の記事です。
はじめに
担当日当日にふってきた、以下の「November 2024 (version 1.96)」についての話です。
November 2024 (version 1.96)
「November 2024 (version 1.96)」の内容は以下のとおりです。
●Visual Studio Code November 2024
https://code.visualstudio.com/updates/v1_96
個人的に気になったもの
いくつかの内容がある中、個人的に気になったものは以下のとおりです。
- Overtype mode - Switch between overwrite or insert mode in the editor
- Add imports on paste - Automatically add missing TS/JS imports when pasting code
- Debug with Copilot - Use copilot-debug terminal command to start a debugging session
- Chat context - Add symbols and folders as context Chat and Edits
- Move from chat to Copilot Edits - Switch to Copilot Edits to apply code suggestions from Chat
気になった内容に関する公式情報
気になったものに関する公式のポスト
上で個人的に気になったと書いたものに関し、公式のポストをひろってみます。
気になったものに関する公式情報: アップデート情報のページ
アップデート情報のページからも情報を見ていきます。
Overtype mode
まずは「Overtype mode」で、該当する箇所は以下です。
利用方法は、例えばコマンドパレットを開いて「View: Toggle Overtype/Insert Mode.」というのを入れてやれば、トグルで切り替えられるようです。
以下は、自分の環境でコマンドパレットで「View: Toggle Overtype/Insert Mode.」というのを入れてみたものです。
モード切り替えをするためのメニューが表示されました。
Add imports on paste
次に「Add imports on paste」で、該当する箇所は以下です。
コード貼り付け時に、テキストのみ貼り付けるのか、それともインポート込みにするのかを選べるようです。また、いつもどちらかの挙動になるように設定を書きこむということもできるようでした。
Debug with Copilot
次は「Debug with Copilot」で、該当する箇所は以下です。
Python を例に、具体的な利用方法(コマンドの内容)が書かれています。
Chat context
次は「Chat context」で、該当する箇所は以下です。
「Preview Features」の括りに入っているようだったので、正式版になる前の状態のようでした。
チャットへのコード貼り付け時に、メニューの選択肢を選ぶ使い方になるようです。または設定を変更して利用する方法もあるようです( editor.pasteAs.preferences
という内容を変更)。
Move from chat to Copilot Edits
最後は「Move from chat to Copilot Edits」で、該当する箇所は以下です。
以下の部分を操作して利用する形のようでした。
その他
その他、アップデート情報のページを見ていると「GitHub Copilot」という項目にも、色々な内容が書いてありました。
例えばインラインでのチャット・ターミナルのチャットの現状、などの情報が書かれたりしているようでした。