この記事では、Text to Speechや、ボイスチェンジャー(Speech To Speech)を提供していたりする「ElevenLabs」の効果音の生成「Sound Effects」を使い、効果音の生成を試してみます。
簡単に試してみる
Webページ上で試す
簡単に試すには、以下のページを使うのが良さそうです。
●AI Text to Sound Effects Generator | ElevenLabs
https://elevenlabs.io/sound-effects
既に生成されたものを聞いてみる
既に生成されたものを聞くだけなら、以下のたくさん並んでいるものの再生ボタンを押すと良いです(※ それぞれの画像の下にはプロンプトも掲載されています)。
自分で生成してみる
自分で効果音を生成することもできます。
先ほどのページを少し下へ進むと、以下のプロンプト入力・効果音生成が行える部分があります。
「Ice Magic in a Fantasy World(ファンタジー世界の氷の魔法)」というプロンプトで試してみました。
それで生成を実行すると、4種類の効果音が生成されたようでした。
それぞれ、以下の赤枠で囲んだ部分の再生ボタンを押すと、実際の音を聞くことができます。さらに、特定の音が選ばれている状態で、画面右下のダウンロード用のアイコン(以下の緑矢印で示した部分)を押すと、MP3ファイルをダウンロードできました。
非常に簡単に、効果音の生成や音のファイルのダウンロードを行うことができました。
公式ドキュメント
「Sound Effects」について、以下の公式ドキュメントがありました。
●Overview - ElevenLabs
https://elevenlabs.io/docs/sound-effects/overview
このページを見ていくと、プロンプトとそれで生成された効果音の例などを見ることができました。
シンプルなプロンプト
プロンプト1「Opening a creaking door」
プロンプト2「Chopping wood」
複雑なプロンプト
プロンプト「A man walks through a hallway and then falls down some stairs」
プロンプト「A woman is singing in a church. Then someone coughs.」
API での利用(説明のみ)
公式の情報を見ていると、テキストからの効果音の生成は API経由でもできるようです。
●How to use the text to sound effects API - ElevenLabs
https://elevenlabs.io/docs/api-reference/how-to-use-text-to-sound-effects
利用規約的なところ
生成した効果音の商用利用に関する話が、先ほど効果音の生成をしていたページの下部に書いてありました(※「Frequently asked questions」と書かれた、FAQ の記載部分)。
以下を見ると、無料版で生成したものには “elevenlabs.io” の表示を行う必要があるようです。その表示を不要にするには、有償版を使う必要があるようです。
その下には、生成可能な音についての説明と、費用に関する話が書いてありました。
Pricing のページの一部
Pricing のページで、無料プランと一番月額が安い Starterプランをピックアップしてみました。無料プランでも API は利用できたりするようです。
気になったポスト
以下は、公式のポストで気になったものです。
ビデオに効果音などをつける
ビデオをアップロードして、それに効果音などをつける、ということもできるようです。
API と OSS のアプリ