この記事は、「完走賞ゲットのため小ネタ 25記事を投稿しようとチャレンジ v2 Advent Calendar 2023」の 23日目の記事です。
今回の内容
この記事は、toio Do の v1.5 の新機能である「外部からの拡張機能の読み込み」を使って、以下の動画のような「声に反応して動く toio」を簡易に作ってみた話です。具体的には、拡張機能として「Microbit More」を読み込み、そこで使える micro:bit のマイク機能を活用しました(toio Do標準というか、その元になっている Scratch標準の micro:bit の拡張機能だと使えないもの)。
やってみたこと
toio v1.5 の新機能
まず、今回使った toio v1.5 の新機能から説明します。
内容は、公式の以下の記事に書いてあるものです。
●toio Doの新バージョンv1.5が公開!拡張機能の読み込みでブロックを追加可能に! | toio blog | toio(トイオ)
https://toio.io/blog/detail/202311_toio_do_v1.5_release.html
toio Do標準で、読み込みができる拡張機能は用意されていますが(※ 基本的に、元になっている Scratch 3.0 の拡張機能が使える状態という形)、新機能を使うと以下をさらに増やすことができます。
上で画像で示した URL の情報を、以下にリストで記載します。
- Posenet2Scratch (姿勢検出)
- Speech2Scratch (音声認識)
- Microbit More (micro:bit制御)
Microbit More
ここで、toio Do の新機能で使った Microbit More について、少し補足しておきます。
Microbit More は、toio Do標準の拡張機能(※ 基本的には、元になっている Scratch 3.0 の拡張機能)に入っている micro:bit の拡張機能よりも、多くのことが行える拡張機能です。
具体的に、以下で利用できるブロックを並べて示します。
標準の micro:bit拡張機能で使えるブロック
標準の micro:bit拡張機能で使えるブロックは以下のとおりです。
Microbit More で使えるブロック
次に https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/static/extensions/microbitMore.mjs
を読み込んで使える、Microbit More で使えるブロックを以下に掲載してみます。
標準の拡張機能と比べて、micro:bit のかなり多くの機能を使えるようになります。
### 今回のプログラム
今回使ったプログラムは、以下の通りです。
利用するブロックを最小減にできるような、シンプルなもので試しました。
これだけのブロックで、冒頭の動画のような仕組みを作ることができました。