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SourcetreeでGitFlowとして初期化して、PullRequestを出すまでの手順

Last updated at Posted at 2019-03-08

はじめに

現在弊社では複数のインターン生がいます。
ほぼすべての案件でGitで開発を行っているため、インターン生にもGitを覚えてもらう必要があります。
社内向けのGitとGitを使った開発ワークフローの手順書として記述しました。
他の新人エンジニアの助けにもなれば幸いです。

Git

現在は言語やフレームワーク、領域に限らずGitの導入が進んでいて、どの分野についてもGitを使えるようになっておくことは重要です。
新人エンジニアにとってはまだまだ長いエンジニアライフが待っていて、早いうちにGitを使えるようなることはとても有意義です。

コマンドラインで使うGitとGUIツールがあるのですが、まずはGUIツールでのGit利用をおすすめしています。
その理由としてはGUIの方が圧倒的に理解が早いからです。特にGitの仕組みに慣れていない序盤はGUIツールを使うことで理解が早まります。
GUIツールとコマンドラインは併用が可能ですので、理解が進んでからコマンドラインも覚えていくとよいでしょう。

ここで利用するGUIツールはSourcetree1です。

Sourcetreeのインストール

Sourcetree公式サイトからSourcetreeをダウンロード、インストールします。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.18.04.png

🍺HomeBrewを使っているひとはbrew caskでのインストールもオススメです。

$  brew install cask sourcetree

image.png

Sourcetreeの設定

Gitのリポジトリを手元にクローンします。

スポットライト検索などでインストールしたSourcetreeを開きます。

image.png

上部メニューから設定(Preferences)2を開きます。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.04.06.png

デフォルトユーザー情報名前メールアドレスを入力します。
プロジェクトフォルダを /Users/yousan/git のようにホームディレクトリ直下にgitディレクトリを作成して指定します。34

Screen Shot 2019-03-08 at 15.05.47.png

リポジトリのクローン

リポジトリをクローンします。
まずGitリポジトリのURIを調べます。
GitHubの右側の「Clone or Download」からURIをコピーします。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.04.30.png

Sourcetreeの画面にて、「新規 > URLからクローン」を選択します。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.04.40.png

先ほどのURIを入力し、「クローン」します。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.06.04.png

クローンが完了しました!

image.png

コーディング作業

実際にコーディングを行う際のワークフローについての説明です。

Git flowでのコミット

Git flowでコミットを行ってみます。

上部のメニューから「リポジトリ > Git flow/Hg flow > リポジトリの初期化」を選択します。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.06.40.png

そのままOKします。5

Screen Shot 2019-03-08 at 15.06.48.png

下記のような状態になります。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.06.57.png

実際の開発ではコードを修正してコミットします。
コミットはdevelopブランチではなく、自分のブランチに対して行います。
開発用のブランチを作成します。
「リポジトリ > Git flow/Hg flow > 次のアクション」を選択します。
「新規フィーチャーを開始」を選択します。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.07.03.png

「フィーチャー名」にブランチ名を入力します。入力ルールは 年月/ユーザ名/機能名 を入力します。例えば2019年3月であれば年月は201903となります。
ユーザ名にはGitHubのユーザ名を入力します。6
機能名にはこれから実装する機能の簡単な説明を入力します。

2019年3月yousanが作成する、index.jsのデフォルトパラメタの修正ブランチは
201903/yousan/fix-index-default-pramsとなります。

ここではfeatureというキーワードは入力しません。Sourcetreeが自動的に補完します。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.07.39.png

Sourcetreeのサイドバーにブランチが作成されています。

image.png

コミットとプッシュ

ソースコードを実際に修正したらコミットを行います。
Sourcetree上部の「コミット」アイコンをクリックします。
コミットするファイルを選択し、下段にコミットメッセージを入力します。
「コミットを直ちにプッシュする」はチェックを入れておきます。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.13.06.png

右下の「コミット」からコミットとプッシュが完了します。(Option + Enterでも可能です)

プルリクエストの作成

新人エンジニアに覚えてもらいたいPullRequestの書き方 - Qiita

作業が一通り完了したらプルリクエストを作成します。
左サイドバーのブランチリストから、作業が完了したブランチを右クリックします。
最下部にある「プルリクエストの作成」をクリックします。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.13.25.png

GitHubの画面が開いたらプルリクエストの各種項目を入力します。

Screen Shot 2019-03-08 at 15.15.58.png

まずブランチを確認します。左側にdevelop、右側に自分の作成したブランチを選択します。7
PRにタイトルを付けます。タイトルは簡潔に完結していて、わかりやすく日本語で記述します。8
右サイドバーのAssigneeを自分にしておきます。

本文にはブランチで行ったことを完結に記述します。
マークダウンが使えるので、リストヘッダーを活用するのがおすすめです。

画像を入れたり確認できるURLも入れるとすごくよいです。

Issueに対しての修正(機能拡張、バグフィックス)だった場合、Fixes #123とIssue番号を記述してください。

image.png

ここまでできたらプルリクエストを作成します。

上記の例はこちらにあります。
https://github.com/yousan/ex_micro/pull/2

プルリクエストが完了したら

プルリクエストの作成が完了したらSlackで報告してください。

お疲れ様でした!

  1. tは小文字らしいです。

  2. コマンドキーとカンマ(⌘,)で開くのがオススメです。

  3. ~/gitに限らず何でもよいですが、デフォルトだとホームディレクトリが汚れるので注意が必要です。

  4. GitHub用のリポジトリ管理ツール、GHQもオススメです

  5. バージョニングのルールにもよりますが、リリースを行う人はバージョンタグプリフィクスにvを入れてください。

  6. GitHubのユーザ名とSlackのユーザ名をそろえておくと便利です

  7. これを意外に間違えることがあるので注意が必要です。

  8. 英語でも構わないですが、一目でわかるようにしておくことが重要です。

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