スプリントレビュー
- スプリントで実装できたこと(インクリメント)を共有
- デモ会
- 招待: PO、ステークホルダー、外部の人を招待
何をするか
- フロント: モックの確認
- サーバ: エンドポイントの動作?
どこかで軽いミーティングをさせてください。
先日のレトロスペクティブについて
- 今回のスプリントでまずKPTはどうでしょう?
- 他に案があれば是非そちらを。
- KPTやってみて他の方法でも
デイリー
- 昨日やったこと
- 今日やること
- 自分やチームが困っていること
スプリントレビューとは、スプリントの終了時にインクリメントの検査と、必要であればプロダクトバックログの適応を行うものである。スプリントレビューでは、スクラムチームとステークホルダーがスプリントの成果をレビューする。スプリントの成果とプロダクトバックログの変更を参考にして、価値を最適化するために次に何ができるかを参加者全員で話し合う。これはステータスミーティングではなく、略式のミーティングである。インクリメントを提示することで、フィードバックや協力を引き出すことを目的とする。
スプリントが 1 か月の場合、スプリントレビューは最大 4 時間である。スプリントの期間が短ければ、スプリントレビューの時間も短くすることが多い。スクラムマスターはスプリントレビューが確実に開催されるようにして、参加者には目的を理解してもらうようにする。スクラムマスターは関係者全員にタイムボックスを守るように伝える。
スプリントレビューには、以下の要素が含まれる。
• 参加者は、スクラムチームと、プロダクトオーナーが招待した重要なステークホルダーである。
• プロダクトオーナーは、プロダクトバックログアイテムの「完成」したものと「完成」していないも
のについて説明する。
• 開発チームは、スプリントでうまくいったこと、直面した問題点、それをどのように解決したかを
議論する。
• 開発チームは、「完成」したものをデモして、インクリメントに対する質問に答える。「完成」の定
義にプロダクト機能のリリースが含まれていれば、それらを表示してレビューしてもらう。
• プロダクトオーナーは、現在のプロダクトバックログの状況を説明する。(必要であれば)現在
の進捗から、可能性のある目標とデリバリーの日程を予測する。
• グループ全体で次に何をするべきかを議論し、次のスプリントプランニングに価値のあるイン
プットを提供できるようにする。
• 市場やプロダクトの利用状況によって、次に行うべき最も価値の高いことが変更される可能性
をレビューする。
• 次にリリースするプロダクトの機能や性能のスケジュール・予算・可能性・市場をレビューする。
スプリントレビューの成果は、次のスプリントで使用するプロダクトバックログアイテムが含まれた改
訂版のプロダクトバックログである。新たな機会に見合うように、プロダクトバックログを全体的に調整することもある。2
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Kenneth S. Rubin. エッセンシャル スクラム (Japanese Edition) (Kindle Location 1462). Kindle Edition. ↩
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https://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v2017/2017-Scrum-Guide-Japanese.pdf ↩