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[Flutter]Flutterで開発を始める際に知っておくと良いこと5選

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はじめに

Flutter最近キテますね!導入事例を増えてきて、これからメジャーな開発プラットフォームになるのでは?と個人的に思っています。

そこで今回は、Flutterの開発を始めるときに、やっておくと後々捗るTipsを紹介していきます。

開発環境構築

AndroidStudioでの開発を前提に話をしていきます。基本的なプロジェクトの作成の仕方などは本記事では割愛します。

1. ネイティブのコードでKotlin, Swiftを利用する

flutter createコマンドで、プロジェクトを作成する時、何もオプションを指定しないと、デフォルトでは、iOSはObjective-C, Androidはjavaのコードが生成されてしまいます。
なので、コマンドラインでプロジェクトを作成する際は、オプションを付与しましょう。

$ flutter create \
 --org you.meee \
 -i swift \
 -a kotlin \
 app_name

また、AndroidStudioでプロジェクトを作成する際は、最初のウィンドウで下記画面が出てくるので、チェックボックスにチェックを入れましょう。

スクリーンショット 2019-12-05 14.00.35.png

2. IDE上でDartコードの静的解析

Flutterでは、analysis_options.yamlをプロジェクトルートに配置しておくと、静的解析を実施してくれます。
指定したルールに沿わない書き方をしていると、AndroidStudioがWarningを出してくれるようになります。

analysis_options.yamlの例は以下になります。

analysis_options.yaml
linter:
  rules:
    - avoid_empty_else # else文の実行が抜けていないか
    - cancel_subscriptions # StreamSubscriptionのcancelが抜けていないか
    - close_sinks # Sinkのcloseが抜けていないか

設定可能なルール一覧は以下のページにあるので、欲しいルールがあれば、追記するようにしましょう。
https://dart-lang.github.io/linter/lints/

3. 保存時に自動でコードフォーマットをかける

Preferences > Languages & Frameworks > Flutterを開き、Editorの
「Format code on save」と「Organize imports on save」にチェックを入れ、OKを押す。

設定後「Command + s 」を押すと、自動でコードフォーマットとOptimizeImportがかかるようになリます。

よくFlutterをやっているとインデントがずれることがあるので、コマンド一つでフォーマットかけてくれると実装が捗ります。

スクリーンショット 2019-10-31 16.14.04.png

4. Widgetのラップ、アンラップを楽に行う

開発をしていると、このウィジェットをContainerで囲いたいな〜とか、子ウィジェットで置き換えたいな〜などの要求が出てくると思います。
そんな時は、AndroidStudioの機能を使うと楽にそれらの操作を行うことができます。

  1. 置き換えたいウィジェットに対して、マウスを当てると、黄色のヒントマークが出てきます。
    スクリーンショット 2019-10-31 16.22.19.png

  2. ヒントマークを押すと、以下のような選択肢が出てくるので、別のウィジェットでラップしたい場合は、「Wrap with ...」。親のウィジェットをこのウィジェットで置き換えたい場合は、「Replace widget with its children」などを選択しましょう。
    スクリーンショット 2019-10-31 16.24.13.png

右のタブの「Flutter Outline」からも同様の操作が可能ですが、私はあまり使いません。

スクリーンショット 2019-10-31 16.28.06.png

5. Flutter Performance

デフォルトで右のタブから表示でき、レンダリングにかかった時間、メモリ使用量、Widgetのリビルドの状況を確認することができます。
タブは以下の3種類があります。

  • Frame times
    レンダリングにかかった時間を確認する

  • Memory usage
    メモリ使用量を確認する

  • Widget rebuild stats
    再レンダリングを確認する

再レンダリングを確認する

一番使う機会があると思うので、紹介します。「Widget rebuild stats」を開いて、アプリを操作します。すると、レンダリングが走ったWidgetのみがアニメーションされるので、無駄なリビルドが走っていないか確認することができます。

まとめ

本記事では、Flutterで開発を始める際に知っておくと良いことを5つに絞って紹介しました。
生産性の高い良いFlutterライフをお過ごしください。

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