ぼくは仕事でリモートデスクトップを使うことが多く、pingの応答速度も通信速度もかなり重要です。速度遅い(22時とかだと1Mbpsを切ることもあった)、ping遅い(100msはザラ)、パケットロス多発(50%以上のパケットが葬り去られることもあった)というひどい環境でしたが、いろいろ調べながら改善しました。
現在、自宅のネット環境はWi-Fiにもかかわらずこの速度が出ています。
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.6001
測定日時: 2016/12/16 11:40:49
回線/ISP/地域:
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1.NTTPC(WebARENA)1: 84.35Mbps (10.53MB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 152.86Mbps (19.10MB/sec)
推定転送速度: 152.86Mbps (19.10MB/sec)
この記事では、主にWi-Fiの品質低下の原因になりそうなことをまとめ、「どこをチェックしていったか」「何をしたか」を書いてみます。専門分野ではないので、おかしなことを書いていたらコメントか編集リクエストをください。
この記事は Shinosaka.wifi じゃなかった、 Shinosaka.rb Advent Calendar 2016 の16日目の記事です。
電波の種類
対応していない古い機器はつなげないかもしれませんが、5GHzのIEEE802.11nを使いましょう。手持ちのプリンタは対応していなかったので、2.4GHz帯の電波と両方出せるTime Capsuleを使い、機器によって接続先を切り替えています。2.4GHzは電子レンジとかと干渉しやすく、遅いです。
チャンネル
周囲のWi-Fiの電波を見ながら、あまりかぶっていないChannelを明示的に指定します。周辺のWi-Fiの調査にはWiFi Explorerを使いました。
ぼくはTime Capsuleユーザーなので、Airmacユーティリティで設定しました(すげー速くなったから、最速の動物のFalconという名前になっていますwww厨二っぽくてごめんwww)。
有線・別のルーターで試す
これでも遅い場合、Wi-Fiではなく有線や別のルーターで試して原因の切り分けをします。
回線事業者・プロバイダ
これでも遅い場合、回線事業者やプロバイダを疑います。NTTのフレッツ光とかの場合、フレッツ光はそのままに、PPPoEの設定をいじるだけで工事不要でプロバイダだけ切り替えられます。
基本的に速度に問題があると問い合わせても、「ベストエフォート」という言葉を盾にとくに改善はしてくれないので時間の無駄です。遅いと感じたらすぐ解約するのがポイント。大手だから安心とかは全く関係ない。Oから始まる某大手は遅いことで有名だったりします。また、品質の保証がないくせに最低利用期間はあったり、ええ商売しとるなーと思います。
地域によって異なると思うので一概におすすめプロバイダは言えないのですが、最低利用期間が(少)なく、PPPoEのIDが即発行され、試験的に使いやすい良心的プロバイダは下記くらいと思います。
プロバイダは遅いところが多く、契約解除料を万単位ではたいてたくさん渡り歩きましたが、今では快適です。
ぼくの出した結論
- どうしても遅いならプロバイダ即解約しろ(問い合わせるのは時間の無駄)
- 最低利用期間もある中でのプロバイダ選びはもはやガチャ