0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

SSL証明書をlet's encryptから別アカウントのACMに変更

Posted at

概要

Let's encryptの証明書でSSL化していたが、認証の強度を上げるためにAWS Certificate Manager発行の証明書を使用するように変更したい。

変更前の構成はELBなしのEC2インスタンス1台にnginxサーバを設置していた。
そのままnginxにACMの証明書を適応しようとしたのですが、それには

Nitro System上に構築されるEC2インスタンスで、CPUが4vCPU以上

ACMのSSL証明書(Amazonの無料証明書)をEC2(Apache)で利用してみた

と制約が多くめんどくさそうでした。
一方ALBにACM証明書適応するのは簡単そうなうえ、1台のEC2でもELBを使うメリットについてまとめてみました によるとALBかませる方が健全っぽいのでALBの後ろに1台のEC2をつけることにしました。

構成

最終的な構成はこんな感じです。非常に簡素。

実装

ターゲットグループ作成

ターゲットはEC2が1台だけなので、ターゲットタイプにインスタンスを選択。
ALB,TG間は、httpでの通信のみなのでリスナーのプロトコルは80のみ設定。
image.png
次のhealth checkは結構ハマりがちなのでちゃんとしましょう。
他の記事などではデフォルトでOKとありますが、動かすアプリによります。
私は、ルートドメイン(DOMAIN/)にアクセスあった場合にログイン画面(DOMAIN/login)に301でリダイレクトにする設定にしていました。
なのでデフォルトのヘルスチェックだと200が返らずずっとunhealthyでした。
しっかりAdvanced Settingまで開き、uccessコードに301を追加しましょう。
(私の場合だと、もしくはHealth check pathを/loginにするのでもいいです。)
image.png
次の画面でターゲットにするEC2インスタンスを80ポートで追加して作成。

ALB作成

一番左のALBを作成。
image.png
Listeners and routing欄では、
80ポートのリスナーに443ポートへのリダイレクト処理、
443ポートには先ほど作成したターゲットグループへのルーティングを設定して作成。

nginx側の設定

最後に、通常のウェブアプリならhttpをhttpsにリダイレクトする処理などがあるはずなので、それを削除してhttpのみ受け付ける設定にしましょう。
そうしないとALBからはhttp通信しか来ないので永遠にリダイレクトされます。
大体のnginxであれば、
/etc/nginx/conf.d/app.conf
などで、listen 443とリダイレクトやってるはずなのでコメントアウトして80のみ受け付けるようにしてください。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?