はじめに
cinemachineは、カメラを切り替えたりフォローするのに便利なパッケージです。cinemachineの機能の一つにdolly trackと呼ばれる、トラックに沿ってドリーすることが可能な機能があります。
単純に動かそうとするだけでも少しハマったので簡単な使い方手順のメモです。
調べて出てきた記事と少し使い方が変わっている部分があるようなので、ご参考になればと思います。
検証環境
- Unity 2022.2.5
- Cinemachine 2.9.5
準備
cinemachineをPackage Manegerからインポートします。
本記事では、単純なMain Cameraとcubeが配置されたようなシーンをもとに説明します。
HDRPのシーンを作成して、cubeを置いただけです。
Dolly camera with trackを追加
Hierarchyウインドウ上で右クリックし、Cinemachine > Dolly Cmaera with Trackを選択します。
すると、自動的にシーンの中にCinemachine Brain、Virtural Camera、そしてトラックが追加されます。
トラックを配置
お好みでトラックを配置します。
トラックにWayPointを追加し、経路を設定します。
下記の記事が参考になりました。
Virtual Cameraを設定
Virtual CameraにアタッチされているCinemachineVirtualCameraの中から、トラックに沿ってカメラを動かしていくための設定をしていきます。
まず、今回は常にCubeに注目させたいのでLook AtにCubeを指定します。
CinemachineVirtualCamera>BodyをTransposerに変更します。
トラックを動かすスクリプトをアタッチする
CinemachineVirtualCameraにAdd Componentから、スクリプト"Cinemachine Dolly Cart"をアタッチします。
PathにはDolly Trackを、Speedにはカメラを動かしたいスピードの数字を入力します。
以上の手順で、私の環境では動きました。
間違いなどありましたらご指摘ください。