0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Progate Javascript 変数・定数

Last updated at Posted at 2020-10-24

##変数とは
ここからは変数
変数は、データ(値)の入れ物(箱)です。箱についている名前が「変数名」であり、箱の実際の値が入っています。

変数
・変数名(箱)
・値(入れ物)

##変数の定義
変数は「let 変数名=値」として定義します。プログラミングの
「=」は「等しい」という意味ではなく「左右を左辺に代入」という意味という意味
「let」は「これから変数を定義」

script.js

let name="john";

変数宣言 変数名="代入する値";

・変数宣言 let
・変数 name
・= 代入
・値 "john"

##変数の使い方
「"john"」という値が代入された変数nameを
console.log("john")出力すると、
「"john"」という値が出力されます。

script1.js
let name="john";
*console.log(name);

##置き換えのイメージ

script2.js
let name="john";
*console.log("john");

*script1「console.log(name);」
変数nameが値("john")に置き換わる
*script2「console.log("john")」

john
が出力される

##変数と文字列
これまで見てきた様に、変数のクォーテーションで囲みません。
「console.log("name");」のように変数名のクォーテーションを囲むと
nameが変数ではなく「文字列」として認識され、「name」とそのまま出力されてしまうので注意

script.js
let name="john"
console.log(name);
console.log("name")
john
name そのまま出力される

##変数の特徴
変数は、これまでに学習してきた「文字列」や「数値」とまったく同じように
扱えます。
代入される値が、文字列の場合は他の文字列と連結することができ、
数値の場合は計算に用いることができる

script.js
let name="鈴木";
console.log(name + "さん");

let number=11;
console.log(number + 5);

鈴木さん

16

##なぜ変数を使うのか
実際のプログラムの中には多くの値を登場します。
プログラムを書くときは、それらの値を間違いのないように、そして値の変更に対応しやすいようにすることが求められます。それを助けるための1つの仕組みが変数

1.同じ値を繰り返し使える
2.変更に対応しやすい
3.値の意味がわかりやすい

##変数のメリット
「同じ値を繰り返し使える」「変更に対応しやすい」という具体的に見てみよう。
似たような文章を書くのは何度も面倒ですが、変数を使えば、
同じ値を繰り返し使え、楽にコードを書くことができます。
文章が後になって変更されても、変数を用いていれば、代入する値を
変更するだけで全ての変更に対応できます。

変数を使用しない場合

scirpt.js
console.log("鈴木さん" おはようございます);
console.log("佐藤さん" おはようございます);
console.log("田中さん" おはようございます);

「おはようございます」の部分を
「こんにちは」に変えるなら
おはようの3箇所を全て記入する必要があります。

変数を使用する場合

script.js
let text="おはようございます"
console.log("鈴木さん"+text);
console.log("佐藤さん"+text);
console.log("田中さん"+text);

「おはようございます」の部分を
「こんにちは」に変えるなら
変数に代入する文字列を変更するだけでよi

##変数の命名のルール
変数名(変数の名前)は自由に決めることができますが、
できるだけわかりやすい名前をつけるようにしよう

◎良い例
number・・・英単語を用いる
oddNumber・・・2語以上の場合は大文字で区切る

×悪い例
1numebr・・・数字開始(エラーが出る)
bango・・・ローマ字(望ましくない)
番号・・・日本語(望ましくない)

##演習

script.js
// 変数lengthを定義してください
let length=5;

// 変数lengthの値を出力してください
console.log(length);

// 変数lengthを用いて、円の面積を出力してください
console.log(length*length*3);

##変数の更新
変数は、一度代入した値を変更することもできます。
一度値を代入した変数に、その後再び代入すると、
後に代入した値で変数の中身が上書きされます。
定義する時と違って「let」は必要なく、
変数名=新しい値」と書けば値が変更されます。

script.js
let name="john"
console.log(name);
name="Kate";

!更新するときletはつけない!

console.log(name);
John
Kate

##変数の更新イメージ
プログラムは上から順に実行される

script.js
let number=7;
//numberの値は「7」

number=9;
//numberの値は「9」

number=10;
//numberの値「10」

##演習

let name = "にんじゃわんこ";
console.log(name);

// 変数nameの値を"とりずきん"に更新してください
name="とりずきん";

// 変数nameの値を出力してください
console.log(name);

##変数自身を更新する
既に定義している変数numberの値に3を足したい、というときは
どのようにすれば良いか
numberに3足して、再びnumberに代入することで実現できる
「=」の右側のnumberは値に置き換わり、計算された結果が、
numberに代入されます。

script.js
let number=2;
console.log(number);

number=number+3;
console.log(number);
2
5

##変数自身に代入するイメージ
変数を変数自身を使って更新する

script.js
let number=2;
//numberの値は「2」

number = number + 3;
//numberの値は「5」

##省略した書き方
「number = number +10」といった書き方には、省略した書き方もあります

script.js
基本形
x=x+10  x+=10
x=x-10  x-=10
x=x*10  x*=10
x=x/10  x/=10
x=x%10  x%=10

##演習

script.js
let number = 7;
console.log(number);

// 変数numberの値に3を加えてください
number+=3;

console.log(number);

// 変数numberの値を2で割ってください
number/=2;

console.log(number);

##定数(const)とは
変数(let)とよく似たものに、定数(const)があります。
定数(const)はletの代わりにconstを用いて定義
変数(let)と定数(const)の違い

script.js

const name="john";
定数の宣言 定数名=代入する値

##定数と変数の違い
変数(let)と定数(const)の違い

変数(let)は1度代入した値を更新することができましたが、
定数(const)は値を変更することはできません
定数(const)の値を更新しようとすると、コードを実行した際にエラーが発生してしまう!

<補足>
複数の変数から一つの同じオブジェクトを参照したり、
リストなどの参照型データを使うことで値を変更することは可能です。
変更というより参照という言葉がぴったりですが...
詳しくはコメント欄をチェック!詳しい方が説明してくれています。

script.js
let name="john";
console.log(name); //出力結果:john

name="Kate";
console.log(name); //出力結果:Kate

変数は代入されている値を更新することができる

script.js
const name="john";
cosole.log(name); //出力結果 :john
name ="Kate";

×エラー!
定数(const)は一度代入された値を更新することはできない

console.log(name);

##定数を使うメリット
定数のメリットは「後から値を更新できない」
一見不便に感じますが、予期せぬ更新を防ぐことができ、
より安全なコードを書くことができます。これはコードの量が増えるにつれて
徐々にメリットとして感じる

変数の場合

script.js
let name="john";
:
:
console.log(name);
とすると途中で値が変わっている可能性

定数の場合

script.js
const name="john";
:
:
console.log(name);
とすると定数なので値は"john"から変わらない
script.js
// 定数languageを定義してください
const language="フランス語";

// 定数languageの値を出力してください
console.log(language);

// 定数languageを用いて、「〇〇を話せます」と出力してください
console.log(language + "を話せます");

##テンプレートリテラル
定数の連結には今まで「+」記号を用いてきました。
テンプレートリテラル」という連結方法があります。
テンプレートリテラルを用いると、文字列の中に定数(変数)を埋め込むことができます。

shift + @ = `
テンプレートリテラルを囲む際には、バッククォーテンションを使う

+ではなく${name}

scirpt.js
const name="にんじゃわんこ"
console.log(`こんにちは、${name}さん`);
//console.log("こんにちは"+ name + "さん")

```

```
こんにちはにんじゃわんこさん
```

##テンプレートリテラルの書き方
文字列の中で「${定数}」とすることで、文字列の中に定数や変数を含めることができます。
このとき文字列全体を<strong>バッククォーテーション</strong>で囲む必要があります。
複数の変数や定数を埋め込むことも可能

 ```script.js
const name="にんじゃわんこ";
console.log(`こんにちは、${name}さん`)

```

```script.js
const name="にんじゃわんこ";
const age=14;
console.log(`${name}${age}歳です`);
```

```
にんじゃわんこは14歳です
```

##バッククォーテーションの書き方

shift + @ = `

##演習

```scirpt.js
const name = "にんじゃわんこ";
const age = 14;

// 「ぼくの名前は〇〇です」とコンソールに出力してください
console.log(`ぼくの名前は${name}です`);

// 「今は〇〇歳です」と出力してください
console.log(`今は${age}歳です`);

```
0
0
5

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?