[2021/3/31 追記]
32 bit のイメージで作業を進めてしまったところ Docker のインストールでどんづまったので 64 bit でやり直すことにしました。
(64 bit: aarch64)
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/centos-altarch/7.9.2009/isos/aarch64/images/
(32 bit: armhfp(armv7l))
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/centos-altarch/7.9.2009/isos/armhfp/
※ 以下の記事で利用したもの。
前回
今回はマスター ノードの設定です。
このノードのみ Pi 4 B ですが、幸いワーカー ノードの Pi 3 B+ に使ったのと同じイメージで普通に立ち上がってくれました。
NW 設定
まずは Wi-Fi を使えるようにします。ここでも Hypriot では yaml ファイルを編集するところ、CentOS 7 では nmcli を利用して設定を進めていきます。利用可能な Wi-Fi をリストアップするのは以下のコマンドが使えました。
# nmcli dev wifi list
接続するにはこんな感じで。
# nmcli --ask dev wifi connect <SSID>
ワーカー ノードで行った設定に加えて、マスター ノードでは NAT の設定も行います。
コメントのみ記述されている /etc/sysctl.conf ファイルに
net.ipv4.ip_forward=1
と追記して、sysctl -p 等で設定を反映、cat /proc/sys/net/ipv4/ip_forward などで正しく設定が反映されたか確認します。
なお、普段日本語配列のキーボードしか使わないので、記号の入力にてこずってしまいました。。。
あとは iptables の設定ですが、本に記載された内容以外に以下等の記述を参考に、rp_filter の設定も編集しました。
最小限の許可になっているかちょっとわからないので、ここは追ってよく確かめたいです。。
(セキュアでない設定を広めてしまうといけないので、具体的に投入した設定値等は一旦記述しないでおきます)
ともあれ、何とか所望の構成が出来上がってきました。ここまで Kubernetes 登場せず。
続く