#はじめに
今回は仮想サーバについて調べました。
調べている最中に、クラウドの単語が出てきて、そちらも気になりました。
今回は仮想サーバーとクラウドの違いをまとめました。
至らない点がございましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
#まず仮想サーバって何?
仮想サーバとは、サーバを仮想化した技術です。
1台の物理サーバを複数台あるように、論理的にを分割することができる技術です。
その技術で出来た物が仮想サーバです。
引用元:サーバ仮想化 - 仮想化とは - ネットワークエンジニアとして
#クラウドて何?
クラウドとは、サービス、環境です。
正式名称はクラウドコンピューティングです。
サービス → クラウドサービス
環境 → プライベートクラウド、パブリッククラウド
#クラウドサービスの種類
クラウドサービスは提供内容がそれぞれ違い、5種類あります。
ASP(エーエスピー)、Saas(サース)
Paas(パース)、IaaS(アイアース)、Daas(ダース)です。
その中でも特に、
Saas、Paas、Iaasはクラウドサービスの中心です。
Saasは一般的でもっとも身近なサービスで、
Paas、IaasはITインフラエンジニアまたは開発エンジニアが利用する機会が多いサービスです。
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SaaS【Software as a Service】
→ソフトウェアを提供・利用するサービス。
具体的には、Gmail、Yahoo!メール、Office365です。
Paas【Platform as a Service】
→開発環境(OSとミドルウェア)を提供・利用するサービスです。
具体的にはGoogle App Engineです。
Iaas【Infrastructure as a Service】
→仮想サーバー、ネットワーク機器を提供・利用するサービスです。
具体的にはさくらのVPS、AWSです。
引用元:ASP, Saas, Paas, Iaas, Daasの具体例を挙げてみる。活用方法など。その他
AWS初心者のための勉強会資料【入門編】〜結局AWSって何なの?〜 クラウドサービスの分類
知っておきたいIaaS、PaaS、SaaSの違い
クラウド基礎知識クラウドの種類
クラウドとは何か?について分かりやすく紹介していきます。
#プライべートクラウド環境とパブリッククラウド環境
クラウドサービスを利用する環境構築の内容です。
プライべートクラウド環境
→企業向けに構築し、特定の人(社員など)向けにサービスを提供します。
パブリッククラウド環境
→インターネット上から一般的に利用できるサービスを提供します。
引用元:クラウド基礎知識パブリッククラウドとプライベートクラウド
#【目的と違い】仮想サーバとクラウド
仮想サーバの目的
→リソースを分割させて、無駄をなくすため。
クラウドの目的
→インターネットを経由して誰でも簡単に利用・提供するため。
仮想サーバとクラウドの違い
仮想サーバは、サーバを仮想化した技術です。
クラウドはインターネットを経由して利用・提供できるサービス・環境です。
双方、それぞれ違いはありました。
ですが、まったく無関係ではありません。
仮想サーバとクラウドの関係は、クラウドサービスまたは環境が、仮想化によって成立しています。
クラウドサービスで提供された内容は、インターネット上に保存はされていません。
サービス提供事業者が運用しているストレージサーバがあり、そこで保存されています。
インターネットを経由して、そこにデータの読み書きが行っています。
このストレージサーバは、数万数十万のユーザーのデータが保管されています。
仮想化によって無数のストレージサーバを一つに統合する必要があります。
仮想ストレージサーバを作れば、世界5億人が保存するデータ量にも対応できます。
クラウドは常に仮想化によって成立していて、
クラウドと仮想サーバは密接な関係となっています。
#まとめ
仮想サーバとは、サーバを仮想化した技術です。
クラウドとは、インターネットを経由して利用・提供できるサービス・環境です。
双方それぞれ違うところがあり、密接な関係である。
#次回
AWSについて学習しようと思います。